5月19日(金) |
最近、CGの未来はどうなるのか?と思う。
自然界の複雑な事象を表現するのに、物体の界面をうすっぺらなポリゴンで近似するだけの武器では、この先、大幅な進歩を望むことはできないだろう。いくらCPUのスピードが上がり、メモリー空間が広がっても、有限の中に無限を閉じ込めるには今のCGアーキテクチャーでは無理があるのだ。 テクスチャーから始まった、”サンプリング”という考え方は、一見CGの救世主のように思える。モーションキャプチャーやレーザーなどによる3次元物体の正確な計測などは、確かに新しい表現を可能にした。しかし、それはCGの原理が進歩したのではなく、CGを作る工程に新技術が導入されたに過ぎない。サンプリングという考え方ではなく、もっと物体を”ジェネレート”するような方法で、コンピューターの内部に完全な物体表記を実現できないものだろうか? しかし、仮に、革新的な技術が開発され、現実の物体と寸分違わぬ表現が、ミクロからマクロまでを、何の制限もなく、上昇下降できたとしたらどうなるだろう。一見CGの理想郷のように思えるその環境で、僕等は何に興味を持ってCGを作っているのだろうか? ......と悩む今日この頃です。
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5月18日(木) | 忙しい一日でした。
朝は雨の中を幕張まで打ち合わせ。5月だというのに肌寒いんですからビックリ。一度しまった厚手の服を着ていきました。信号機故障の為、京葉線に15分程度遅れがでていました。
帰りに、前に頼んでおいたNikonD1を受け取りにカメラ屋に。
最後は、某建築会社さんで打ち合わせ。
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11:00 R社さんで打ちあわせ 18:30 |
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5月17日(水) | 昼間は、諸業務の後片付けに追われる。
昨日書きませんでしたが、自主制作作品「月の光」の字コンテ第2稿が完成し、絵コンテを作る作業に入りました。かなりスローペースですが、少しづつ進んでいます。 夜は、Siプロダクションさんで打ち合わせ。
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19:30 Siプロダクションさんで打ちあわせ |
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5月16日(火) | いよいよCult3Dのページができます。 3D表示の品質だけでなく、3DStudioMAXのデータをコンバージョンして作れる制作環境がいいですね。あまり特殊なマテリアルは再現できませんが、少し修正作業をするだけでWeb用の3Dデータができるのですから、とても有効な技術です。 Cult3DはMAXからコンバージョンした後に、オーサリング用のプログラミングを行えます。オブジェクトクリックなどをイベントとして、動きや音の再生を定義できます。まさに”Creation&Technology”。ライブにとってうってつけの分野だと思います。 そんなわけで、ぜひLiVEのCult3Dページをご覧ください。まだ、サンプルは僅かしかありませんが、どんどん増やしていく予定です。インタラクティブな3DCGの可能性を少しでも感じ取って貰えれば、うれしいです。
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17:00 Ciプロダクションさん・打ちあわせ |
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5月15日(月) | H社のドライブシュミレーターの仕事を受けました。 もしかしたらSサーキットのデータも作るかもしれない。そしたらF1にも呼んでくれるかも?...なんて、勝手な想像をしてしまうほど、やりたい仕事です。 しかし、”こんな方向でこんな仕事をしていきたい”と思っているとそれに関係した仕事が舞い込んでくるから不思議(前にも書きましたっけ?)。”リアルタイムCG”、”プログラミング”などのキーワードでくくられる方向性がはっきりとしてきているのかもしれない。しかし、それらの根底には、”高品位なCG”というものがあり、それを外したらなんの意味もないと思っています。あくまで、”高品位”。そして”ハートのある...”です。
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5月12日(金) | 朝一での打ち合わせが終わった後は、仕事が一段落したので、今日は早めに帰って落語会に行ってきました。
実は、いろいろ縁があって、柳亭燕路さんと、知り合いになったのです。もっと驚くのは”僕が”ではなくて、”うちの子供が”なんですよ。昨年の10月頃に上野鈴本演芸場で初めて燕路さんと会い(子供がですよ)、鈴本演芸場のホームページからメールを出したらしいんです。そしたら燕路さんからメールが来て、その後何かある度に落語会への招待状を貰うようになりました。 というわけで、日暮里で開かれた落語会に行ってきました。
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10:00 Mo製薬さんへCG打ち合わせ |
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5月11日(木) | なにげなく、通り過ぎる駅の光景がいつになく新鮮に映る。そんな時ってないですか?
電車からおりた人ごみの中で、ふと立ち止まり、群集が過ぎるのを待つと、次の電車が到着するまで不思議な無人駅の空間が現れます。立ち止まってみるのも面白いかも? さて、コミュニケーションプランニングの武田さんに来ていただいて、いよいよCult3D・Webエージェンシーに向けての契約OKが取れそうです。(>鎌田さん、ごめんなさい。これはこれですから。)
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16:30 コミュニケーションプランニング・武田さん来社 18:00
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5月10日(水) | 今日は、次のCM用のお仕事(もう休む間もない)。 そのCGのチェック日だったんですが、とんでもない事故がありました。 午後4時半頃、Haプロダクションの助手の方から電話。
なんと、打ち合わせの時間を勘違いしてしまったのです。 もう、すぐに飛んでいきました。 ”数値地図インポーターVer1.5”がすでに8本売れたようです。
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16:00 Haプロダクションさんで打ち合わせ |
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5月9日(火) | なんと、3月からなかなか進まなかったA製薬さんのCG制作の仕事がキャンセルになりました。あんなに苦労して絵コンテを作り、部分的にはCGの制作もスタートしていたのに、なんてことだ。キャンセルの理由が予算がない為だそうで、なんではじめに予算を決めないのか、理解に苦しみます。せっかく、いいコンテができたのに、非常に残念。 しかし、完全に無くなったのではなく、「来年度の予算で作ることになるでしょう。」ということですので、期待しないで待つことにします。 先週ここにも書いた映画のCG製作の打ち合わせに行ってきました。プロダクションの名前は伏せておきますが、某有名CGプロダクションです。 その足で、ビジョンさんにCMの最終納品。時間があったので、外苑前のBMWショールームでしばし休憩。ここで、吉田君と待ち合わせすることにしました。
以前この制作日誌で、”Audi TT”を仕事帰りに見に行ったことを書きましたが、今度はZ3です。この斜め後ろから見たアングルが最高ですね。どうやら、いい車はケツから見たアングルに魅力があるのでしょうか?911、TT、Boxterしかりです(これは、女性のお尻の曲線と関係しているのかも?)。 そんなことを考えているうちに吉田君が現れました。納品は昨日のようなこともなく、データもスムーズに受け渡せました。これで全部終了です。
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16:00 Sプロダクションさんで打ち合わせ 18:30
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5月8日(月) | 今日は、納品が2作品。うまく収まればいいが...。
1本目は、昼過ぎに竹内さんに納品に行ってもらい、無事終了。 しかし、トラブルはこの後にありました。
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19:00 ビジョンユニバースさんでCM1回目の納品 |
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5月7日(日) | 夕方、出社。
今日は自宅で、部屋の整理をしていたのだけれど、懐かしいものがでてきたので、思わずデジカメに収めました。菁映社時代に自分で開発したフルカラーアニメーションシステム用のフレームバッファです。
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5月6日(土) | 今日も午後から出社。 昨日、自主制作作品、「月の光(仮題)」用のイメージ資料をデジカメで撮りにいったんですが、イメージどおりのとてもいい写真が撮れたのでちょっと載せておきます。 夕方、三社祭の御輿が会社の前を通る。デジカメでパチり。お祭りにはちょっと肌寒かったけど、担いでいる人には、このくらいの方がちょうどいいかも?自分も、夏(7月)、地元で担ぐんですが、熱くて死にますもん。
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5月3日(水) | 午後から出社。連休中だというのに、僕以外に3人が出勤してました。 この会社には、連休は無いようだ。
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5月2日(火) | 今日は、キャラクターCGの仕事を一ついただきました。 内容的にとても面白そうなので、スタッフがはりきってる。こういう光景を見るのは気持ちがいいもんです。「いかに意欲のわく仕事をGetできるか?」というのが、これからの自分に課せられた大切な仕事なのかもしれない。 最近は、エアコンを止め、窓を開けて仕事してるんですが、非常に気持ちがいい風が入ってくる。花粉も終わって本当にいい季節ですね。 午後フォトロンの鎌田さんが、ラティステクノロジーの件で、尋ねてきてくれました。形状保持の方法としては、面白いんだけど、まだ、環境(ツール類など)が整っていない感じ。蒲田さんにも言いましたが、他のWeb3Dテクノロジーと結合し、形状エンジンとして特化したら面白いのではないでしょうか?データ圧縮の部分はとても面白い技術なんですから...。(でも、それも難しい話ですけどね) そんなことをしているうちに、ある映像制作プロダクションさんから電話。
昨日、「映画の仕事をしたいなー」と話していたばかりなので、このタイミングにはビックリ。まだ、はっきり受注したわけではありませんが、面白くなりそうです。
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12:00 DenTプロダクション・Iさん来社 15:00 |
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5月1日(月) | 午前中、吉田君と宮前平アバコスタジオにCMのCGチェックに出かける。 しかし、世の中連休中ですね。電車に乗っていても遊びに行く人の多いこと。 CGチェックの方は、問題なく終えることができました。 会社に着くと、ビデオラック組み立てのために共信テクノソニックの黒川さん・五内川さんが来てくれてました。 ラックって表からみるとすっきりしてますが、中はこんな感じ(右)です。 ビデオデッキがベーカムとデジベの2つになったのをきっかけに、ラックにきちんと組み込み、パッチベイで簡単に信号の切り替えができるようにしました。(黒川さん・五内川さん組み立てありがとうございました。)
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11:30 Haプロダクションさん・スチルチェックでアバコスタジオ
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