2000/6/8 〜 7/3 
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7月2日(日) 一夜明けて、朝一で納品。


徹夜明けのこの光。何度見たことか...。

朝の8時だというのにうだるほど暑い。寝不足の脳みそが、とろけそうな、けだるさ。

Siプロダクションさんに着き、地下の作業部屋に入っていくと、みんな寝袋で寝ている様子。恐る恐る声をかけると、出てこられました...目を真っ赤にして。Siプロダクションさんの方もまだ完全に終わっていないようで、作業真っ最中の人もいる様子。今日の午後から編集作業が始まるので、この時間が最終リミットなんだそうです。
最終カットを渡して、OKを貰い、やっとのことでこの仕事も無事終了しました。

ライブ、スタッフの皆様、大変ご苦労様。
長尾くんもありがとう。...無事終わったよー。

帰宅してから、2時間ほど寝て、午後は車を車検に持っていく。ほんと忙しい。で、何が言いたいかと言うと、この天気。午前中のうだるような暑さはどこえやら、雷がなって、それが上がるととても涼しかった。


午後は雷。この天気の変わりようはなんだ!

日誌は、まだ終わらない。
寝不足なんだから寝ればいいのに、そんな日に限ってF1中継があったりする。おまけにその後、フォーミラー日本まである始末。なんだかんだで寝たのは、夜中(朝方?)の3時半近くでした。

あー、長い一日だった。

 

7月1日(土) 昼、出社して、昨晩しかけたレンダリングの結果を見ると、かなりまずい状況になっているではないか!

本番レンダリング前にちゃんとチェックをしているのだけれど、小さなサイズの絵でしか確認していないので、本番のレンダリングで問題がでることが多い。爆発シーンで飛び散る火煙が、丸いパーティクルに分離してしまっている。今日納品のはずだったのを電話でキャンセルし、すぐに修正作業にかかる。再レンダリングが終わるのは夜中になりそう。明日の朝が納品のタイムリミットなので、今度こそ失敗はできない。


資料を広げての絵コンテ描き。
本当は、もっとゆっくりやりたいんですが...。

レンダリングの待ち時間にC社プリンターのCGコンテを描く。
こうして構想を練っている時が結構楽しい。今のCG技術だと、頭の中に浮かぶイメージを、ほとんどそのまま映像にできる。ちょっと前は、CGで出来る範囲でアイデアを出していたが、今はほとんどのことが可能になっているのだなーと気付く。すごい進歩ですよ。

夜の12時位に、レンダリングが終わるが、また、別の問題が発生してしまった。それを直して、最後のレンダリングが終わったのが朝方の4時。その後、合成作業をして完成したのが6時頃。...よかった間に合った!


仮眠中にパチリとやられる。
(この日の前日、デジカメを買ったばかりの日高の仕業)

 

泊まり

6月30日(金) 映画の仕事も少し先が見えてきたので、ずっと先延ばしにしてきた雑用をいろいろ片付けました。

こんな忙しい状態の時ですが、自主制作作品「月の光」を早く作りたいと思います。お客さんの為に作るCGもいいのですが、自分達自身の為に映像を作ることをしてみたい。逆に苦しいのかもしれないけど、早く手をつけたいところです。

 

14:00
Imプロダクション・Arさん来社
6月29日(木) 今日、数値地図インポーターのユーザーの方から、ソフトのカスタマイズの依頼がありました

現在、国土地理院発行の数値地図データは、50mメッシュが最大解像度ですが、将来的には10mメッシュデータが発売になるらしいんです。これを読めるようにというのがカスタマイズの内容でした。
 10mメッシュは、日本の火山単位のファイルに別れているそうで、主に、火山関連の用途を考えているそうです。このメッシュを元に、シュミレーションを行い、溶岩がどのように流れていくかを探るわけですね。

午後からは、C社プリンターのCG打ち合わせ。
毎年、新型発表がされる前に作る、宣伝用のCGです。しかし、毎年改良される点をCGにするのも大変で、プリンターが高性能になっている分、微妙な進歩になってきてますので、映像的には表現しずらくなります。...プリンターの進歩に負けないようなCGを毎年考えていかなければなりません。

ついに、例の映画のCGの最終レンダリングをスタートさせました。
レンダリングが終わり、合成処理を加えれば、やっと完成です。短い時間でしたので、納得のいかない部分もありますが、みんなよくやったと思います。

 

10:30
Su社さん来社

13:30
DenTプロダクションさんで打ち合わせ

6月28日(水) 昨日しかけけたレンダリングが午後になってやっと終わった。1枚30分位かかるレンダリングなので、失敗を考えるとチェックするのが怖い。しかし、それも問題なく終わり、夕方のチェックには間に合いました。

 

19:30
SiプリダクションさんでCGチェック

泊まり

6月27日(火) 誰が始めたのか、テレビの上に置いたポーズ人形のポーズが毎日変わるんですよ。

誰がやってるのかって、それは少ない人数の会社なので、もちろん知ってますが、こういう遊び心は面白いですね。この日誌で毎日載せたら面白いかもしれない。

今度ライブで打ち合わせをする方は、ぜひ注意して見てください。毎回、ポーズが変わってますよ。

 

6月26日(月) 最終カットがやっとスタート。

宇宙船が爆発する絵なのだが、このカットだけで13秒もの長さがある。一変に爆発するのではなく、いろいろなところが小爆発を繰り返していって最後に大爆発を起こす。2年前にやった「Z-ガンダム」の仕事を思いだします。あの時は、実写の爆発素材をうまく使って作ったが、今回は立体視映画なので、それだと爆発が平面の板であることがバレてしまう。板に膨らみをあたえることもテストしたが、あまりよくない。結局このカットもアフターバーンの嵐となった。爆発の発生パーティクル数は、半端なものではなくなった。1枚レンダリングするのに30分程度かかる。本当は、もっと長く煙を出しておきたいが、レンダリング時間を考えると、パーティクルの寿命を短く設定せざるを得ない。最後の大爆発もアフターバーンを使って派手にやりたいが、これもレンダリング時間を考えるととんでもないこと。だって、画面を覆い尽くすような爆炎が3秒も続くことになってしまう。そんなことをしたらおそらく1枚1時間はくだらないだろう。

 

泊まり
6月25日(日) 映画のCG。
最後の爆発カットになかなか手がつけられない。先日OKを貰ったカットだが、こちらで、手直ししたい部分もあり、その作業にてこずっている。立体視の映画なので、左右の眼ように2倍のレンダリングをする必要もある。

明日こそは、最後のカットに手をつけなければ...。

 

6月24日(土) 土曜日ですが、また仕事。
雨も降っているし、ちょうどいいか?(1週間前とまったく同じセリフだ)

 

6月23日(金) MAXR4のスペック情報が少しづつ入ってきている。
キャラスタはR3になり、群集アニメーションなどが可能になるそうで、大幅な機能アップがあるらしい。フィジークの速度が10倍〜15倍になるというのが、なによりすばらしい。MAX本体の方は、めだった改良点はないようだが、質実剛健な改良を望みたいところだ。レンダラーでは、ぜひコースティックレンダリングをサポートして欲しい。(他のソフトでは大方実現してますからね...)

今、次の仕事の為にMaxScriptの勉強を始めてます。プラグインを作ってしまってもいいのだけれど、時間がないので、やはりMaxScriptの方がいいのではないかと思っています。...で、ずっと前に、Mayaとの比較をした時に、「MaxScriptは後付けの感じがする...」みたいなことを書きましたが、訂正します。結構いけるかもしれない。確かにできないこともあるみたいだけど、利用次第によっては、とてもすばらしいツールだと思います。何か使いやすいスクリプトができたら、ライブのホームページでも公開しますね。

MAYAへの乗り換えキャンペーンの誘いが来てますが、今のところ、ライブとしては乗り換えは考えていません。
 CGソフトを使っていく上で一番大切なのは、使いこなしのノウハウですから...。いくら魅力的な機能が搭載されていたとしても、それを自分達のものにするには、時間がかかる。今、やっとMAXのノウハウがたまりつつある状態なのに、それをまた白紙に戻すのはちょっと考えられない...といったところです。

 

18:00
Niプロダクション・Naさん来社クション
6月22日(木)
徹夜明けの朝日はまぶしかった。

アフターバーン(*)の設定が難しい。試行錯誤に、ものすごい時間がかかる。ちょっとパラメーターを変えてレンダリングすると、320x120ピクセル程度の大きさなのに、10分もかかってしまう。

(*)アフターバーン
煙の表現するためのボリュームレンダ-プラグイン。かなり、リアルな煙が作れます。弱点は、時間軸に対して、マテリアルIDを変えられない事かな?

昨日書いた通り、今日の夕方にCGチェック。
午後になって、最後のカットの仮レンダリング。宇宙船の爆発シーンなんだけど、これは本当に仮のものでダミーのオブジェクトがチカチカするだけ。それでも、レンダリングに4時間かかった(会社のマシンを総動員して...)。

夜7時半にSiプロダクションさんにチェックに向かう。
チェックの評判は上々。大変満足してくれた様子で、出来上がっているカットには、全てOKがでた。...よかった。本当は月曜日がオフライン用の納品締め切りだったが、今回のこの映像でOKがでたので、これをそのままオフライン編集に使う事になった。ちょっとスケジュールに余裕ができ、2重にうれしい。まだ、最後のカットと、他のカットの詰めの作業が残っているが、どうにかゴールが見えてきた感じ。ほんと、よかったです。

 

19:30
SiプリダクションさんでCGチェック
6月21日(水) 一昨日書いた、月曜日のオフライン用CG(映画)納品。
その前に一度チェックをすることになってまして、それが明日。ちょっとでも時間の無駄がないように作業してます。みんな気持ちが乗ってきてて、いい感じです。

ディレクションという仕事は難しい。イメージを相手に伝えるのはとても困難。「自分でオペレーションした方が楽」と思うことも多い。しかし、こちらの意図したイメージにプラスアルファがつく可能性があるから面白い。イメージが増幅する。一人では絶対できないレベルまで、ライブのCGは来ていると思います。

 

泊まり
6月20日(火) 最近、MAXのファイルが読めなくなる症状が多発している。
プラグインを大量に使っているのが原因だと思うが、これは大問題。

仕事が終わってファイルを保存する。エラーも出ずに正常に保存できるのです。そして、そのファイルをロードしようとすると読めないんですよ。まったく読めない。しかたなく、少し前に保存したファイルに戻って作業を進めざるを得なくなる。今日も、この忙しいときに半日位の仕事がパーになりました。まったく、泣きたくなります。

それから、先日、ライブのトップページにも載せましたが、Clut3DのWebエージェンシーとしてライブは活動を始めています。このテクノロジーを自分のホームページで使うには、使用料を払う必要があるのですが、これが、近々無料になるそうです。開発元のサイコア社の意向だそうですが、いいことですね。ということですので、Cult3Dを使いたい方はより気軽に使えることになりそうです。

 

6月19日(月) 先日、いっぱつで終わったと思ったCMの仕事にリテークが来た。といってもこちらに落ち度があったのではなく、まったくの向こうの責任。でもとっちみちスタッフに負担をかけてしまうなー。

今、来週月曜日(26日)の締め切りの仕事に向けて、ほぼ全社体制で頑張っています。とにかくそれが終わらないと一息つけないって感じ。毎日11時まで、場合によっては、何人か泊まっている状況。早くケリをつけたい。

そんな中、早くも、7月8月と、それだけでスケジュールが一杯になるような仕事が決まりました。とてもうれしいんだけど、どこかでみんなに休みを取らせないと参ってしまう。暇すぎても困るが、忙しすぎるのも問題だ。

 

6月17日(土) 土曜日ですが、仕事。
雨も降っているし、ちょうどいいか?

 

6月16日(金) 夏に向けて、電子機器の新製品が目白押し。

ノートパソコンは、省電力化が進んだCPUとチップセットがこの間インテルから発表されたので、これを使った新製品が出てくるだろう。今、使っているVAIO C1にもこれが搭載され、バージョンアップしたら買ってしまうかもしれない。

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また、SONYが開発するPalmOS搭載機。これも注目製品だ。
PlamOSをベースにSONY独自の拡張を施したもので、AV関連機能が、強化される模様。PalmでMP3などのデジタル音楽なども聴けるようになるだろう。メモリスティックも採用される予定。でも、一番の期待はデザイン。どんなデザインになるか、楽しみ。

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それと、さまざまな電子機器が無線ネットワークで繋がれるという夢の世界がもうすぐそこまで来ている。Bluetoothという短距離無線技術で、今後さまざまな電子機器にBluetoothチップが標準で組み込まれていく。(ちなみに、Palmには既に組み込まれている物もある。)それが実現すると、電子機器は常にネットワークで繋がっている状態になり、パソコンからテレビをコントロールしたり、ビデオデッキに予約入れたりすることが、難なくできるようになる。もちろん、インターネットとも常時接続が実現されるわけだ。なんとすばらしいソリューションだろう!

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14:00
Pa映像・Nabさん来社

15:00
Bプロダクション・Hatさん来社

16:00
Imプロダクション・Arさん来社

 

6月15日(木) このページの一番右にはその日のスケジュールを書いているのですが、最近その量が少ないのにお気づきですか?これは、ライブの仕事が減っているわけではなく、社員それぞれに打ち合わせも任せることが多くなった為です。昔から比べると随分楽になりました。

さて、今日は、メビックス・菅野さんと打ち合わせ。医学物のCGですが、とことん作りこんでよいそうなので、やりがいがあります。

夕方からモーションキャプチャーデータを使ったアニメーション作業に入りました。モーションキャプチャーデータをうまく使う事によって、すばらしく高品位なアニメーションが作れる。ライブもモーションキャプチャー装置を導入したくなりました。...でも、高いんだよね。

 

14:00
メビックス・菅野さん来社
6月14日(水) 数年前、ちょうど会社を作った頃、(元)CG雑誌”ピクセル”編集長の河内さんと話した時のこと。

*CG雑誌”ピクセル”
CG黎明期のCG情報誌でした。5年ほど前に廃刊になっています。若い人たちは知らないと思いますが、日本でのCG技術の発展に寄与した雑誌だと思います。

CG制作者の形態が変わりつつあるのではないか?と話したのを覚えています。CG黎明期の頃からCGを作ったきた僕等の年代ではなく、若いクリエーターの人たちが力をつけてきている。「まだ、アニメーションなどはうまく作れないようだが、2,3年すればその問題もなくなるだろう。フリーで活動している人も多く、今までの”CGプロダクション”という形態が変わっていくのかもしれない。」

最近、若いCG屋の人たちと会うことが多く、この言葉を思い出すのです。
僕等の世代と違ったパワーをすごく感じる。CGソフトの機能を使う事に躊躇がない。絵ができること自体がすごかった時代を知っている僕等は、まだ、CGを作っているという行為そのものに価値があると思っている節が有る。彼等は、そのこと自体はなんとも思っていない。...そのあたりに違いが感じられる。
CGソフトの使いこなしもすごい。原理をあまり知らない分、”とことん使い切る”という姿勢をもっていると思う。

彼らに足りないものは何か?

それは、彼等の才能を発揮させる、CGの市場がないという事ではないか?アメリカには、ハリウッド映画という市場があるから、あそこまでCGが発展した。十分なコストをかけられる(=高品位なCGを必要とする)CGの市場が必要なのだ。

次に、自分がすべきことは、そんなことをどうにかすることなんだろうかな〜? 難しすぎる問題だ。
...でも、そんな志は持っていたいと思う。

 

6月13日(火) 最近、作業に没頭中の3DCG立体映画ですが、3次元CGでどのように立体視を行うかを説明しときます。ほとんどの人は、知っている原理だと思いますが、右眼から見た絵と左眼から見た絵を作っていきます。「なーんだ、CGならそんなこと簡単にできるじゃないの?」と思うなかれ、これがなかなか奥深い世界なんですよ。まず、カメラの間隔(眼の間隔と同意)をどの位の距離にするかで、立体感が変わってきます。つまり、6cm位にすれば、人間が見た立体感ですし、1mにしたら巨大な怪獣が見ている立体感になります。

下のサンプルは、眼の間隔を1mにして撮影したものです。立体視をするのは少し難しいかもしれませんが、チャレンジしてみてください。うまくいくと立体に見えますよ。
 うまく見えた人はわかると思いますが、普段見ている立体感と違って風景がおもちゃみたいに見えるでしょ?(きっと怪獣はこんな風景を感じてるんですね。)

             
L                                                                         R
画面奥を見る感じで見てください。ちょっと難しいかもしれません。
画面から2
0cm位まで顔を近づける方がうまくいきます。
(平行視で作ってあります)

で、もう一つの要素は、視線がどの位置で交わるか?なんです。
これをいじると、またまた、飛び出し感が違ってくる。”0平面”などと呼ぶようですが、これが画面の位置になり、これより奥のものは、画面の奥に見え、手前のものは、画面から飛び出して見えるようになります。

しかし、この原理に則ってパラメーターを設定しても、内容によってはその通り見えなかったりします。ここらあたりは、人間の心理的な問題も絡んでくるんでしょうね?
 で、今回の仕事は、実写の映像(これも立体視撮影されている)とCGを合成するので、実写のカメラで撮った時の状態とCGのパラメーターを合わせてやる必要があります。でも、これも理論どおりだと、なかなか思ったような効果にならないんですよ。...難しいです。ほんと。

今日は、1カットの立体視の調整だけで、半日かかりました。

 

6月12日(月) 一夜明けて、今日はチェックの日。

いつものことだけど、チェックや納品前は、分刻みのテンポで作業が続く。あれやって、これやって、こうして、ああして...。頭の中では、先の先位を考えてるんだけど、まだまだ、今のコンピューターは遅い。あと10倍位速くなって欲しいです...こんな時は。

そんな努力の甲斐あって、Siプロダクションさんのチェック、無事に終えることができました。吉田、日高、竹内さん、そして外注の長尾君。ご苦労様でした(...なんか、終わったみたい)。ホッとしたのもつかの間、今週、来週が山場ですな。

 

18:00
Siプロダクションさんでチェック
6月11日(日) 明日のチェックの為に出社。しかも今日は泊まりだな。

今やっている仕事のMAXデータは複雑なのとデカイので、むちゃくちゃ重い。そしてよく落ちる。締め切りが迫っている時に、こんな状態だと、さすがにまいります。絶対落ちないCGソフトがあったらぜひそれを使いたいです。

今日は、そのおかげで3時間位の作業時間がパーになりました。

 

泊まり
6月10日(土) 朝、足の痛みで目がさめる。見ると親指が1.5倍位に膨れているではないか!どうやらバイ菌が傷口から入ったようだ。歩けない位、痛い。

それでも午後にはちょっと無理をして自宅を出ました。
今日は夕方から、東京現像所で試写があるのです。今作っている、3次元CG立体映画のテスト。ぜひ見ておかなければならないので、片足を引きずって行ってきました。この仕事、Siプロダクションさんの物なんですが、今日、そこの社長さんと初めて話しました。業界では有名な方で、以前、コンペの会場で会ったことはあるのですが、話してみるととても感じのよい方でした。若いスタッフを信じているのがよく判って、昨日書いた自分のやり方は間違っていないと、意を強くしました。

良い会社になって、良い人たちが集まるかどうかは、全て社長の人間性次第ですね。

 

17:00
東京現像所さんで試写
6月9日(金) この制作日誌には書かれていませんが、今、キャラクターアニメーションの仕事が進んでいます。僕がほとんど関与していない仕事。アドバイスと最後のチェック程度で、他は全部若い人たちに任せています。3人のグループでやってますが、最近は毎日誰かが泊まっているようで、辛そう。

この”任せきる”ってこと。大事だと思います。当然、”出来るだろう”という読みがあるからできることですが、”任せきる”ことによって、彼等がどれだけ進歩することか...。だから、最近は、できるだろうと思ったら、丸投げでやってもらうようにしています。そして、その効果は着実に出てきているのではないかと思います。

 

16:00
Niプロダクションさんと打ち合わせ
 6月8日(木) 休暇からの復帰1日目ですが、本当は、昨日も会社に来ました。朝8時半に成田に着いて、その足での出社だったので、きつかった(日本もうだるような暑さ!)。休暇中に大きな問題もなかったようで、一安心して帰りました。

さて、今日は、息つく暇なくって感じで、片付けねばならない仕事が溜まってました。午前中は、いろいろな電話の用事を済ませました。

先週、休暇の前にDプロダクションさんから話があったCD-ROMの仕事ですが、競合に勝って仕事がとれたそうです(!!)。LiVEもサンプル用にDemo CD-ROMを作った甲斐がありました。結構規模の大きな仕事なので、9月頃までは忙しくなりそうだなー。

夕方、CMのチェック。今回は、一発でOKがでたので、これで終わり。他の仕事の予定が詰まっているので、ホッとしました。その場で、次のCMの打ち合わせ。内容によっては断ろうと思っていたのだけれど、割と軽目の仕事なので、引き受けることに...でも、誰がやるんだろう?(自分か?)

夜は、バーチャルセットの仕事の打ち合わせ。カメラとのマッチムーブもやることになり、これまた誰にやらせようか?と...。

以上、復帰1日目としては、いきなり全開って感じでした。


...でも頭の中はまだバリだったりする

 

16:00
Haプロダクションさんと打ち合わせ

20:30
P映像さんと打ち合わせ