2000/7/3 〜  7/21
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7月21日(金) 昨日は海の日。なんだか久しぶりに休めたなー。


使いはじめて早1年。VAIO-C1S

先日の無線LANネタに引き続いて、またコンピューターネタですが、以前から自分のノートパソコン”VAIO C1”の起動時間が、あまりにも遅く気になっていました。サスペンドしていて、そこから復帰するのに1分程度はかかります。他のVAIOユーザーに聞いてもまったく同じ症状だったので、半分諦めていたのですが、思わぬところで解決しました。

最近C1で画像処理など思いタスクをするので、メモリー増設をしたのです。
そしたら、なんと、サスペンドからの復帰が15秒程に速くなったのです。きっと、仮想記憶領域までメモリーを使っている状態でサスペンドをかけると、復帰に時間がかかっていたんですね。128Mbに増設したのですが、これで全部ONメモリー処理になったのでしょう。

同じ症状でお悩みの方、ぜひ試してみてください。

 

12:00
BB・Tさん来社
7月19日(水) 今日、会社に無線LANを導入しました。この便利さは一度知ったら手放せないですよ。自宅では、数ヶ月前から使っていたので、やっという感じですが、自宅と会社で同じハードを使う事にしたので、とても快適です。


BUFFALO AIRCONNECT。右がノートパソコンに差し込んで使うPCカード。

以前は、会社に来るとノートパソコンをネットワークに繋げるためにイーサネットPCカードをPCスロットに差し込んでいました。当然PCカードにはイーサネットケーブルが繋がっているので、結構ストレス溜まります。好きな場所にノートパソコンを動かせませんから。それが今度は、自分のデスクから離れてどこに行こうがOKです。ソファーでゆっくりインターネットできます。

会社でノートパソコンを使っている人は、ぜひ上司に掛け合ってください。世界が変わりますよ。

 

11:00
理経さんで打ち合わせ

 

7月18日(火) 先週プログラミングした MaxScript Plugin のバグがやっととれました。
解かってみればそんな難しい問題ではなかったんだけど、ヒヤッとしました。今度、暇になったらMaxScript講座なんてのをホームページで始めようかな?吉田氏にちょっと教えたら、喜んで使ってました。かなり役に立ってるそうです。みなさんも使った方がいいですよ。Maxを使っている人は、知ってるとかなり得です。

夕方電話が入り、夜、DetプロダクションさんでCD-ROMの打ち合わせ。
なかなかGOが出なかった仕事なんですが、やっと決まりました。これで、8月9月は、かなり忙しくなりそう。

 

16:00
Detプロダクションさん来社

21:00
Detプロダクションさんで打ち合わせ

 

7月17日(月) 暑い。朝の10時だというのにこの暑さはなんだ。


外苑前。...暑い...

朝一での、納品。無事に済みました。よかった。しかし、なんでこんなに暑いのだろう。この調子じゃ、もう梅雨はあけたんだろうな?

今日からホームページで面白い試みを始めました。
「Work Indicater」という仕組み。左上でちょろちょろ動いているやつです。ライブの今の仕事の状況が一目でかわります。今は黄色(普通に忙しい)ですが、先週の木曜あたりは、真っ赤な点滅(パニック状態)でした。なかなか面白いアイデアでしょ?


暇な状態


忙しい


とても忙しい


パニック!!!

 

10:30
ビジョンユニバースさんで、納品
7月16日(日) 午後から出社。夜になって、明日納品の仕事の目処がついた。

プログラム開発の方は、こんなにてこずるはずではなかったのだが、先方から頂いたデータが仕様書どおりになっていなかったので、それを突き止めるのに時間をとってしまった。しかし、デバッガはありがたい。これがなかったら大変だ。どこに原因があるのか調べるのに、何倍もの時間がかかるだろう。MaxScriptにも絶対デバッガ-が必要だと思う。

CGの方は明日、朝一でビジョンさんに納品。うまく収まるとよいが...。

 

7月15日(土) 今日、地元の春日部は夏祭り、いつも御輿を担ぐんですが、今年は仕事が忙しくて無理だ。


春日部の夏祭り。やってるやってる...。

帰宅する時に、横目でチラッと見ただけでした。

 

7月14日(金) 一夜明けて、落ち着いた気分。今日は悠々と作業ができます。
こんな気分のいいことはないです。ほんと。しかし、自分等のような仕事って、この緩急の落差が楽しいんですよね。昨年亡くなった石井さんもそんなことを言っていたのを思い出します。「それがいいんじゃないー!」って声が聞こえてきそう...。

でも、本当はそんなのんびりしてられないんです。
月曜日締め切りのCGと、プログラム開発が残っている。この調子だと、今度の土日も休みなしになりそうです。

 

7月13日(木) 今日ほど、忙しい日は久しぶりだ。チェック納品が2つ重なっているし、その合間に打ち合わせも入っている。


細胞の断面とその内部。まだ未完成ですが、こんな感じ。

昨夜から徹夜で作業している医学物のCGはまだ、終わらない。質感とライティング、プログラミング(MaxScript)を自分が担当したが、この作業はなかなか面白かった。CPUパワーが上がっているので、平気でレイトレースをかけることができる。あと、ライティング作業は楽しい。これで、絵がガラッと変わる。MaxScriptの方もうまく動いてくれて、DNAを自動生成し、その2重螺旋が開く動きを見事に実行してくれる。プログラムなしでは考えられない。
後は、m-RNAのアニメーション。竹内さん、山田君、頑張ってくれ...。

そんな中、夕方の打ち合わせに絵コンテを用意しなければならない。絵を描いてその後の作業を日高氏に託す。

それらが終わらないうちに、ビジョンさんに打ち合わせに行かなければならなくなる。ビジョンさんから帰る頃には、完成してなければならないが、大丈夫だろうか...。みんなに指示して、外にでる。かなり、不安。


ビジョンユニバースさん

打ち合わせが終わって、帰社するが、まだ、完成していない。なぜだー!
行き詰まっている箇所を見ているうちに、次の打ち合わせ時間が迫る。しかたなく、また中断。打ち合わせに入る。

それが終わり、再び作業する。行き詰まっている部分も解消し、後はレンダリング上がりを待つだけとなった。...待つこと1時間、時計の針はもう既に10時を過ぎている。急いで、電車に乗り込み、メビックスさんへ。...よかった、ぎりぎり間に合った。自宅へは、最終電車。これもぎりぎり間に合って、帰宅したのは1時半。...というわけで、心臓に悪い一日でした。


16:30
ビジョンユニバースさんで、HATさんと打ち合わせ

19:00
Detプロダクションさん来社

11:00
メビックスさんへチェック用CGの納品

 

7月12日(水) コミュニケーションプランニングさんがサイコア社Cult3Dの日本代理店業務をやめることになりました。

今日、詳しくお聞きしたことによると、サイコア社がCult3Dのライセンス制度を大幅に変えて無料化の比重を大きくしたそうです。簡単に言うと、10000ヒット/月以上のWebサイトに課金をして、それ以外の使用目的に関しては全て無料にするそうです。Web3Dは、まだスタンダード技術が決まっていませんので、それをとろうとする意図なんでしょうね。これによってコミュニケーションプランニングさんは、その収入の元をたたれることになり、代理店をやっても儲からないという構図になってしまうわけです。変わりにサイコア社からエバンジェリズム(伝道師)費用みたいなものがでればいいのですが、これもまったくないそうで、撤退という結論に達したそうです。

しかし、なぜCult3Dが日本で広まりかけている時に、こんな決定をするのだろう?そのコアを失うのは、サイコア社にとっても損だと思うんですがね。

PS.
サイコア社のCult3DページにWebエージェンシーとしてライブの名前を見つけました。ちゃんと登録はされてるみたい。

 

13:30
コミュニケーションプランニング・河野さん、武田さん来社

18:00
Detプロダクションさん来社

泊まり

7月11日(火) 昨日の興奮さめやらぬまま、まったくジャンルの異なるシュミレーター関連の仕事の打ち合わせ。この変化がとても面白い。

CGといっても、昨日の映画のように、単なる映像を作る1手段として使われる場合もあれば、シュミレーターのようなリアルタイム性を追求した世界もあります。

前から常々思っているのは、CGの本当の可能性は、このリアルタイム性にあると思うんです。ユーザーの反応に応じてその場で絵を作っていくことが出来るんですから、単なる映像制作ツールとしてのCGは、リアルタイムCGのサブセットと言えると思います。

 ただ、現在はまだ、十分なクオリティでリアルタイムに映像をだせないから、実用的には映像制作ツールとしての見方が大きい。でも、それだけです。ゆくゆくは、”CGとはリアルタイムなものである”というのが、常識になっていくのではないでしょうか?

社名LiVEの意味の中にはこのリアルタイムという意味も込めて決めました。
だから今回のシュミレーターのような仕事には、大変興味がありますし、ライブの未来を左右しかねない、大事な分岐点になるのではないかとまで思っています。映画、CMなどの映像制作からシュミレーターなどのリアルタイムCGまでを、同じ社内、同じ人間でやることによって、新しい何かが生まれる気がしてなりません。

 

11:00
理経さんで打ち合わせ

18:00
メビックス・菅野さん来社

 

7月10日(月) 今日、イマジカで試写会がありました。
もうはっきり実名を書いても構わないと思いますので、実名でいきます。

1ヶ月半位前から作業していた映画用のCGは、白組さん制作の韓国映画"Age of Pace"という作品でした。白組の岩本さんがCG監督です。
 H.O.T.という韓国人気グループ主演のCG立体映画で、偏光メガネをかけて、立体視するものです(そのおかげで、レンダリング時間が2倍)。人間だけは、実写で、それ以外は全てCG。立体視でパースマッチを行うというのが、なかなか新鮮でした。

試写会の方は、ライブの関係したスタッフみんなで見に行きました。
仕事が終わっての試写会で楽しいのか、こんな明るい時間に外に出れるのが珍しいからかわかんないけど、イマジカにいく
途中、みんな大騒ぎ。


なぜか電車の中で大はしゃぎの面々。
右写真のこの方は、この日"Canon イクシー・デジタル(デジカメ)"を
お買いになって、ご機嫌でした。

 


五反田・イマジカ:ちょうどこのとんがっている部分が試写室です。

イマジカの試写室は、ご存知の方もいるかと思いますが、大変立派な映写室で、なかなかの雰囲気。しかも前列中央の立体視バッチリの席で見ることができました。


部分的なら載せてもいいでしょう?
これがうちでやったカットの一つ。宇宙船の爆発シーンです。

25分位の映画ですが、これをほぼ一ヶ月でまとめたことは、大変なことです。
ライブも大変だったけど、白組さんも大変だったと思います(聞くところによると、何人か入院する事件もあった様子)。
 見終わった後、みんなの口からでた言葉は、「ちゃんと映画してるじゃない!」。後ろの白組・岩本さんの席を振り返って、「よく、できましたね!」って言ったら、「ハハハハハッ」って、大笑い。みんなホッとしてるんですね。いやー、でも、ホントよかったです。こっちも、間に合うかどうかヒヤヒヤもんでしたから...。

映画が終わった後、いろいろなスタッフの人たちと話しました。
宇宙船のモデルデータを受け取って、作業していたんですが、それを作った人がワープの人だったりしてビックリ。データを通して知っているというか、もう他人の気がしませんでしたね。おもしろい体験です。
 ワープの方曰く「(監督の)岩本さんがデータ重くても構いませんから...というので、もう自分でもさわりたくない位に、重くなってました。よく、やりましたね。」と言われ、うちのスタッフも喜んでました。

しかし、若い人のパワーを感じます。みんなすごいと思いますね。
日本のCGの未来は明るいんじゃないですか?

 

18:00
メビックス・菅野さん来社

19:00
イマジカで試写会

7月9日(日)

自動車評論家(元ラリードライバー)の清水和夫さんがインストラクターとなる”ポルシェ・ロードショー”という試乗会に行ってきました。
ちょっと広めの駐車場にジムカーナコースを設定し、「そこをポルシェで思いっきり走ってみてください。」という催しです。

始めに、簡単な講義を受けたあと、コースを走ります。
ポルシェなので、クラッチは気を使ってアイドリングスタート。でもその後はフルスロットル。2速がふけきるころにフルブレ-キング。ABSが効く効く。100km/hは出てたな。そのまま2速ギアで、右、左にクランクがあって、右コーナー。ここで、アクセルOFFしてフルスロットルしたら、ドリフトするだろ-なーと思いつつ、もうひとつ右コーナー。その後は左の高速コーナーでカーブし終わるか終わらないかのうちにフルブレ-キングで停止...という感じです。


右の写真、最後のカーブしながらのブレ-キング。スピン1歩手前。

その後、清水さんの運転で同じコースを走りました。
もう、すごいのなんのって!もうパイロンにぶつかる!っと思うくらいのスピードなのに、これがぶつからない。996のお尻を右に左にと振りながらの運転。普通の人ならスピン間違いなしでしょう。

「すごい!なんでこんな運転できるんすか!」(キキキーッ)
「いやー、車がいいからですよ。」(ブオーッ)
「そんなこと
(ウワッ)ないですよ!」
「レースって、こんな感じなんですか?」
(ギャギャギャーッ)
「まあ、こんなもんです。」(うそ!もっとすごいんでしょう?)
「あっ、NAVI見てますよ。」
「ありがとうございます。いやー最近、ちょっと難しすぎるって言われるん(キキキーッ)ですよ。」
「そう(ギャッ)ですか?」(ブオーッ)
「いやー、最近の自動車メーカーはだらしなくてね...」
「...」

i
清水和夫さんのドライブする996に同乗。ものすごい運転でした。
最終のコーナーで車体がこれだけ沈んでいる。さすが...。

てな具合でした。最後の「...」は、激しい運転で言葉がでなくなってます。

しかし、単にスピードを出すことになんでこんなに興奮を覚えるのだろう。
人間って不思議だ。

 

7月8日(土) 昨夜からの台風は、関東に上陸することなく、北上したようでです。
今日は、会社に行くのは大変じゃないかと思っていましたが、とんだ予想違い。台風一過の青空でした。


大雨かと思ったらこの青空

 

7月7日(金) C社のCD-ROMの仕事が動き始めました。
今、同じC社の製品ビデオ(しかも2製品、2本のビデオ)も製作中で、それに加えてCD-ROMの仕事。C社ずくめになってます。

ずっと前に、会社をやる意味。意義を何度か書きましたが、最近、はっきりとその実像が見えてきてます。以前は、理論的に考えてわかっていたことが、今は、はっきりと目の前に見えているという感じ。

会社ではなく、グループでも構わないのだけど、人の進歩というか、CGの進歩というのは、人と人のぶつかり合いの中でしか生まれてこないと思います。それはだれでもいやだけれど、自分の心の深いところを突っつき合って、そんなことを極限までしないと、進歩はない。(心の深い所ってプライベートな部分じゃないですよ。あくまでクリエイティブに係る心根の部分です。)
 みんな打算で生きてるんですよ...基本的には。だから、CGが好きで作るっていっても打算の産物しか生まれてこない。自分に厳しくできなくて、なんでいいものができるでしょう?うわべだけで、さらさらと人と付き合い、物作りに向き合っても、自分からは何もででくるはずがない。

「会社に入ると時間とか締め切りとかで縛られるからいやだ。」
「アルバイトでもして暮らしていければそれでいいじゃないか?」
「なるべく責任という文字から逃れたい。」
「楽をして生きていきたい。」
「何もせずに、満足感が得られればいいなー。」

なんてことまで、思ってしまう始末。
今流に言えば、”うざったい”ことはいやっ!ってこと。
それはそうだ。そのとおり...あなたは賢いです。

でも、それじゃいやだっていう気持ちを持っている人もいる。
おそらく誰でも持っているものかもしれない。
そんな気持ちを増幅する仕組みが会社(orグループ)だと思います。もちろん、”よい志を持った”というのが頭に付くのだと思いますが...。

 

11:00
Deプロダクションさんで打ち合わせ
7月6日(木) 昨日に引き続きMaxScriptのプログラミングをやってますが、ひとつMAXの謎が解けたような気がします。

MAXのオブジェクトにマッピングをする場合、「U方向のリピート回数が1になっているのに、1周しない。」という経験をお持ちの方は多いと思います(ex.シリンダーオブジェクトにビットマップを貼った場合、1周できなくて隙間ができるはずです)これは、Maxのテクスチャー座標の内部的な持ち方の制限で生まれるのではなのでしょうかか?

MAXは、眼に見えているジオメトリーオブジェクトの形とまったく同じデータ構造でUVW座標を内部で保持しています。ただし、このデータの座標系はXYZではなく、UVWになっています(これをUVWオブジェクトと呼ぶとします)。ジオメトリーオブジェクトの面とUVWオブジェクトの面は1対1に対応しており、その繋がりをもとにレンダラーはテクスチャーマップを行っているわけです。そこで、問題になるのが、1周してもとに戻るようなマッピングの場合です。つまり、U座標が0からスタートして、1まで変化しますが、0と1の頂点はまったく同じになってしまうという問題が起きるわけです。これをその状態のままレンダリングすると、Uのエンドがおかしなマップ座標系になってしまいます。

そこで、MAXのプログラマーは考えたんだと思います。
「そうだ、隙間をあけてしまえばいいんだ!」
そうすることによって、全てが解決できます。ただし、始めに言ったようにマップに隙間ができてしまう。「しかし、それには回避方法があるじゃないか。」「隙間を0.1空けたとしたら、0.9回のマップリピート回数を指定すればごまかせるよ...。そうだこれでいこう!」(でも、1以上のリピート回数を指定した場合はどうしてくれるの?)

...と思ったんじゃないのでしょうか?
この想像は、間違っているでしょうか?>ディスクリートのプログラマーさん

 

12:00
長尾君来社

18:00
Deプロダクションさん来社

7月5日(水) 動き始めました。MAXのプラグインスクリプト。
こんなに簡単に出来るならもっと前から使っておけばよかった。制約はあるけれどなかなかのもんです。

基本構造は、C++で作るプラグインとまったく同じ。内部的にMaxScriptからコールしているAPIは同じものだから、当たり前といえば当たり前。
だからMaxScriptの勉強をすれば、C++の正式なプラグインも書けるようになるんではないでしょうか。インタプリタ-言語なので、簡単に動かせるしね。
いっそのこと、この環境にデバッガ-をつけ、コンパイラーをのせて、「正式なプラグイン開発もできますぜ。」としたら面白いのではないかと思います。

7月4日(火) 毎日、ものすごい雷。
御徒町の真上に雷雲の中心があるんじゃないかと思うくらい、ものすごい雷だった。いつ停電するかひやひやもんでした。

1ヶ月程前に、Cult3D Webエージェンシーに認められ、契約したことは、ここにも書きました。ライブのトップページにも載せ、専用ページも作ったので、知っている方も多いと思います。
 Cult3Dの開発元であるサイコア社はこのたび、Cult3Dの使用料を見直し、ほとんど無料ということにしたそうです。月に1万ヒット以上あるウェブサイトにだけ使用料をとっていくそうです。「それはいい話だ」と思われるかもしれませんが、Cult3D日本代理店のコミュニケーションプランニングさんは、大きな打撃を受けたようです。だって、ライセンス使用料がまったく入ってこなくなるわけですから...。なんと信じられない展開。
 そんな訳で、コミュニケーションプランニングさんは、この事業からの撤退を決めたそうです。”日本国内でこれから普及させるぞっ!”って時に、その核を失ってしまうのは、サイコア社にとってもマイナス要因だと思うんだけどね...。

で、ライブのCult3Dへの取り組みはどうなるのかというと、それはまったく変わりません。いままでどおりの活動を続け、この新しいソリューションを提供していこうと思っています。技術自体に心配はありませんので、どしどし使ってください。

 

7月3日(月) 今日は、夕方納品の絵コンテの制作に分単位で取り組んだ。

僕は最近、絵コンテはデジタルで作ってます。
まず、普通のコンテ用紙に鉛筆で絵を描きます(ここだけアナログ)。ただし、濃淡はつけないで、線描きだけ。それをスキャナーで取り込んで、Wacomのタブレットを使って濃淡をつける。フォトショップのレイヤーを使うと、この作業がとてもしやすいんですよ。さらに、デジタルになっているので、実写を一部合成したり、フィルター処理を行ったりができます。それによって絵コンテのイメージがとても作りやすいんです。そして、その出来上がった絵をファイルメーカーに読み込み、順番を整え、コメントを書いて絵コンテの形に仕上げていきます。ファイルメーカーはデータベースソフトですから、順番を変えたりするのがとても簡単。また、同じ絵を使いまわすことができるので、これもすごく便利です。

そのコンテに使う目的で、NikonD1で水面に水滴が落ちる絵を撮ったんです。これが思いのほかうまく取れました。


洗面器に水を入れてじょうろで水滴を落としました

どうです!うまく撮れてるでしょう(自慢モード)。
それを鉛筆書きの絵と合成したのが、下の画像です。イメージどおりのコンテができました。

 

16:00
フォトロン・鎌田さん来社

18:00
Deプロダクションさんに絵コンテ提出

19:00
メビックス・菅野さん来社