1999/12/05 〜 12/28

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12月28日(火)

今日は午前中大掃除。夕方から忘年会でした。夕方に一つ納品がありましたが、とりあえず今年もこれで無事終わることができました。ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

さて、ライブの忘年会の様子を別ページに掲載しました。ご興味のある方はご覧ください。(忘年会ページへ

 

18:00
ライブ・忘年会
12月27日(月) 買ってしまいました。やはり...。なんとすばやい行動かと(言い方をかえると、なんと節操のない...)思います。何を買ったかって?”WordPad C3”です。



IBM WordPadC3 液晶が見やすく、デザインが抜群

2年間の進歩を感じます。
赤外線ポートが付いているので、VAIOC1と気軽にSYNCできるし、日本語がインラインで変換できてしまう。以前は日本語の文字を消す時は、2回タップしなければならなかったが、それも素直に1度のタップでOKになりました。とても使い心地がいいです。

自慢話はその位にしておくとして...。
今日は、”LiVE”の文字をモチーフに年賀状を作りました。MAXR3の影にマッピングする新機能を使って光の集光を表現してみました。しかし毎年、年賀状を作るのは最後の最後。ぎりぎりになってしまう。もっと落ち着いて作りたいんですけどね。



会社を創めて1年目は光で書いた”LiVE”だったので、
今年はガラスでできた”LiVE”を作りました。...いかが?

 

17:00
Hプロダクション・阿部さん来社
12月26日(日) 先日導入したDPS Realityの調子が悪かった。再生すると黒コマが間に入ったり、ファイルを操作すると他のファイルが壊れてしまったりしていた。DPSに問い合わせるとメインボードとの相性が原因ではないか?といことで、「うそー?」と思ったが他に打つ手がないので、動作保証されているメインボードを買ってきて付け替えました。そしたらなんと、まったく安定して動くんです。これが!やっぱりメインボードとの相性ってあるんですね。

ちなみに交換したメインボードは、DUALプロセッサマシン用の””でして、購入したショップ(秋葉の”ぷらっとフォーム”)の話では、すごく安定しているいいボードだそうです。DUAL CPUマシンを組み立てる人はこのボードを候補に上げるといいかもしれませんね。

 

12月25日(土) ここの所、自宅でテレビを見る余裕がでてきたのですが、結構ライブが手がけたCMを目にします。「ほー、なかなかまとまってるじゃない。」と自分で納得したりして...。

ちなみに今、放送されているCMを上げておきます。P電工提供の番組「LOVE2愛している」(毎週土曜日11時30分〜)で、よく放送さているみたいです。

「Panasonic・アルカリ乾電池(ワニ編)」 ★★★★(放送頻度)



左の画面は30秒バージョンでないと見れませんが、
このカットが自分の今年度、ベストカットではないかと密かに思っております。
このCMはポスターなどと連携して広告されているようで、新宿駅などに
大型のポスターがあるようです。

 

「エーザイ・サクロンS(助手席編)」 ★★★(放送頻度)



苦い思い出のCMでした。
胃の中のCGは、結局、本放送ではじめて仕上がった絵を見ました。

 

「Panasonic・DVD(タイタニック編)」 ★(放送頻度)



これまた思い出深いCG。

たった1秒ほどのものですが、このカットの為に何日徹夜したか?
でもこうして見るとまずまずかな?

 

「Panasonic・DVDカーナビ」 ★(放送頻度)


 

夏の暑い頃に作ったCGです。チェックの日に炎天下の道を歩いていったっけ...。

 

12月24日(金) 数日前からPalmPilotをまた使い始めた。2年ほど前まではずっと使っていたのだが、MobileGearに乗り換え、その後VAIO C1に乗り換えていたので、すっかり机の奥で埃をかぶっていたのだ。しかし、C1の起動時間の遅さに我慢がならなくなって、普段使うPDAとして復活させました。


2年前のPalmPilot-Professional版

使い始めてみると、やはり全世界で400万台売れたという実績どおり、非常に使いやすい(日本語は入力しにくけど)。これですべてまかなおうというのはつらいけど、割り切った使い方をすればバッチリです。いいですよ...これ。PDAをどれにしようか迷っている人がいたら、迷わずこれにした方がいいです。現在はIBMからWordPadという正式な日本語OSが載った形で発売されていますので、日本語入力に関してもある程度よくなっていると思います。

この分でいくと、こいつが知らない間に、最新のWordPadC3に変わっているかもしれません。

 

12月22日(水) 今日は朝一から、九州原発の編集作業。月曜日の汚名挽回の意味もこめて、今日の編集作業には10分前にスタジオに到着しました。

編集作業は月曜日とは変わって、スタッフ全員なごやかなうちに無事終了。ほんと、あっという間に終わりです。そこで感心したのは、イマジカの編集スタッフの手際の良さ。何も言わなくてもあれよあれよと言う間に完成カットで置き換えて行きました。カットによっては長さも変わっているのに、本当にすばらしい。やはり大事なのは人なんですね。別件での編集作業を”XXX”という所でやりましたが、ここのスタッフはお世辞にもいいとはいえなかった。こう差がつくと本当にあからさまにわかります。

きっと、CGプロダクションもそんな風に見られているんだろうなーと思いました。「なんだ?ここのCG屋は?何から何まで指示しないとなんも出来んじゃないか?」ってな感じで...。ぜひイマジカの立場になりたいもんですね。

 

10:00
イマジカ・編集作業

13:00
DT社・Iさんと打ち合わせ

12月21日(火) 頭痛で目がさめる。
昨日の夜から寝不足で頭が痛かったのだが、それが一晩寝ても収まらない。もう歳ってこと?

昨日編集した仮合成カットを明日、正式なものに置き換えなければならない。今日はその作業に没頭した。昨日までの時間に追われるのとは違ってなんと気持ちよく作業ができることだろう。やはりこうでなければいけないなー。

 

12月20日(月) 一睡もせずに朝を迎えた。

8:00
予想していたよりもひどい状態。
朝になっても、まだレンダリングをしている。ディスクレコーダーのとりあい以前にレンダリングするコンピューターの取り合い。
まず、朝9時30分にP電工CMのレンダリングが終わる。10時にビジョンユニバースに納品の約束をしてたのだが、11時にして欲しいと電話を入れた。次の納品はCanonVP。12時に納品の約束をしていたが、レンダリングとレコーディングが間に合わないので午後の3時に変更してもらう。これ,みんな編集スタジオで待っていただいている状態。他のカットを先に作業してもらってはいると思うが、待ってもらっているという重圧で押しつぶされそうになる。
そしてもう一つ、九州電力の展示映像。これはレンダリングも全て終わっていたが、合成処理が約束の午後1時に間に合わないかもしれない。そこで、とりあえず1時にできている分だけ持っていって、残りは3時ごろにしようということになった。(ここで、その連絡を取らなかったのが後で命取りになる...)

10:00
スタッフに後を任せて、まず、P電工CMの納品にビジョンユニバースさんに行く。細かいな修正はでたが、まずまず気にいってもらえた。
12時10分にビジョンさんを出てイマジカに向かう。九州電力の納品だ。イマジカのロビーでビデオテープの受け渡しをしてからスタジオに入る手はずなので、そこでしばらく待つ。しかし1時を過ぎても誰もこない。”どうしたんだ...?”
会社に状況を聞くために電話する。すると、後半部分の合成は3時にはできそうもない。夕方遅くになってしまうとの返事。”どっ、どうしよう。”さっき編集スタジオの使用時間を聞いたら夕方5時までしか使えないのだそうだ。初めて編集に穴を空けてしまう事態が発生してしまうのか!?と青くなる。(他の人が見ていたので心の中だけ)

13:00
待つこと15分、1時15分になって、やっとアルバイトの山田君がテープを持ってきた。直ぐにスタジオに入るが、聞けばテープを1本忘れてしまって追って持ってくる手はずになっているとのこと。
そして、現状を話しました(白状したという感じに近い...)。ディレクター、スタジオスタッフの皆さん。一同唖然!白い目がギロっ!「うわっ、まずい。」
もう、ひたすらあやまりました。とりあえず、3時半までに合成していない材料を持ってきて、ここで合成処理をしてしまうということで、状況は落ち着きました。

15:00
3時を過ぎるとそれまで冗談まじりで話していたディレクターさん達も、話題が尽きたのか、だんだん腹がたってきたのか、黙るようになってしまいました。そして、もうこれ以上待っていたら誰かが切れるのではないか?と言うときにやっとテープが届きました。(作業をした吉田氏も大変なプレッシャーの中だったと思います。)

15:30
今度は、4時から新宿の曙橋のスタジオヴォルトでの編集に行かなければなりません。行かなければならないのだけど、テープが届いたから直ぐにその場を立ち去れるような立場ではなかった。結局4時までそこにいました。それでも「...すみません...別件の用事がありまして、吉田の方を残していきますので、私はこれで失礼させていただきます。」と言いました。みんなから無言の圧力がかかるのが解かりました。”これだけ待たせといて、次の仕事たあーいい度胸じゃねえか!”きっと心の中でそう叫んでいらっしゃったと思います。

16:00
電車より、タクシーを飛ばした方が速いと思い、タクシーで向かったのですが、途中渋滞に遭い、結局ついたのは4時半になっていました。恐る恐るスタジオの扉をあけると...笑顔で迎えてくれました。本当にこの時はホッとしました。その後CGを見せ、編集作業を7時半まで付き合いました。CGの出来には大変満足してくれて、その瞬間に今日一日の疲れやらなんやらが吹き飛びました。(因果な商売です...ほんとに)

”ライブの一番長い日”はこうして幕を閉じました。めでたしめでたし...zzz。

 

12月19日(日) 明日、3つの仕事の納品が重なっている。P電工のCM(4秒)、CanonのVP(70秒)、九州電力(480秒)。()の中の長さを見ればわかるが、CM以外はCGとしてはとても秒数の長い作品。レンダリングしたイメージをディスクレコーダー(この間購入したDPS_Reality)にネットワーク越しに入れるだけデモ大変な時間がかかる。
そのうちの九州電力は、キャラクターがでてくるのだけれど、背景との合成をしていかなければいけない。(アフターエフェクトで480秒、8分の合成をやるわけです)当然、この合成作業は、ディスクレコーダーがつながっているコンピューター上でやることになります。そうでないとネットワーク越しの何十Gbのファイルをやり取りしなければならなくなるので...。

そんなわけで、ディスクレコーダーのとりあいになり、一つの作業を進めているときには他の作品のレコーディングが止まってしまうことになるわけです

今は、夜の11時過ぎ。
まだその辺の問題はでていないけど、明日の朝はどうなっているやら...。

 

泊まり
12月18日(土) ...ひたすら作業に没頭。

 

泊まり
12月17日(金) いくつか仕事の話が決まりそうで、来年の1月ももうスケジュールが詰まりそうだ。本当にありがたい事。しかも、大きな仕事が来ているので、ゆっくり腰を落ち着けて作れそう?(でも、そんな風にはならないんだけど...) 18:00
Ni制作プロダクション・Ngさんと打ち合わせ

 

12月16日(木) プレイステーションの「グランツーリスモ2」にはまっている。

本当に良く出来たソフトで、どこまで本当の物理シュミレーションをしているのかは知らないが、車の挙動がうまく再現されている。4つのサスペンションがそれぞれ別に計算されているようで、まったく実車みたいな動きをする。画像自体はそんなに奇麗でもなく、解像度もよくないが、これもプレイステーション2用にでる「グランツーリスモ2000」では解決されていることだろう。

 

泊まり
12月15日(水) 数日前にも一度書きましたが、19、20日までに締め切りの仕事が6つ重なってます。

・九州原子力発電所(展示映像)
・アルカリ乾電池・アスリート編(TV-CM)
・Canon Ecology(VP)
・A製薬(VP)
・骨粗しょう症(VP)
・スーパー70(イベント映像)

最後の「骨粗しょう症」は、今日納品が終わったので、あと4つ。
しかも、それぞれがかなりボリュームのある仕事で、きついです。明日電話して伸ばせるものは1日でも2日でも伸ばそうと思っているけど、本当にこんな時はつらいですね。各作品の進捗状況もまずい状態って感じで、どうにか手当てしなければならない...。

仕事の流れとしては、まず、「xx月頃xxxいう仕事をお願いします。」という話から始まる。「xx月頃空いてますか?」という場合もある。その時点では、先の話が多いので、「大丈夫です」と返事をする。同じ時期に仕事が重なり過ぎないように気をつけながら...。そして、実際の仕事が始まるとあれよあれよという間に、仕事の作業量が増えるのが普通。それでも、他の仕事と調整をつけながら「xx月xx日までに仕上げます」という約束をする。しばらく作業を続けていると電話が鳴って、「あのCGのカットですが、秒数が倍に伸びました。」とか、「やっぱり2次元CGではなく、3次元CGでやって欲しいのですが...。」「先方の社長がNGを出したので、別のアイデアを考えてください。」とか、さんざんな事を言われることが多い。でも、物を作っているわけだから、”それを作っていく過程で変更があるのはあたりまえ”というのはよく認識している。構わないと思う。しかし、それらの作業量が増えてしまった分だけ締め切りは延びないのが普通。下手すると、費用も追加されない。...これが一作品だけならなんとかなる。でも、2つも3つもこの状態になると目もあてられない。

結局このしわ寄せは、現場のスタッフに来てしまう。
しかも、みんな命を削ってでもいいものを作ろうと頑張っているわけだから、作業量が増えた分だけ手を抜くなんてことはできないわけですよ。

どうにかしたいけど、これが日本のCG制作の現状なのでしょうか?

 

18:00
ビジョンユニバース・Hプロダクションさんと打ち合わせ

20:00
メビックス・菅野さん納品

12月14日(火) 今日は自宅(春日部)で”酉の市”があった。

子供と「その日は必ず早く帰るから...」と約束していたので、どうしても夜、早めに帰らねばならない。しかし、仕事はむちゃくちゃ忙しくて今日も徹夜しなければならないのだ!しかし、いつも子供との約束をまもれない名誉挽回のためにも、無理をして夜の7時ごろに一度自宅に帰りました。
”酉の市”の、でみせを見て回った後、10時頃、会社にとって返した。なんとまあ忙しかった。駅で見送る妻が「今度はいつあえるの?」って冗談を言ってました。他人がみたら、まるで離婚して時々会う家族みたいだって...。

なんともはや...CG業界って家族を大切にできない職業ですね。

 

10:00
S社・Uさん、Eさんと打ち合わせ

泊まり

12月12日(月) 「CAD&CGマガジン 2000年1月号」に「数値地図インポーター」の記事が載りました。構造計画研究所の川崎さんが記事にしてくださったものです。今度、北海道でVIZ3のセミナーがあり、そこでも「数値地図インポーター」を取り上げ、デモをしてくださるとの事。こういうのってとてもうれしいですね。

はっきり言って「数値地図インポーター」プラグインの売上額自体はとても低いもので、これで儲けようなどとは思っていません。それよりも、このソフトを通していろいろな人と知り合いになれたり、ライブを知ってもらったりすることの方がとても大事だと思っています。
応援していただいているみなさん本当にありがとうございます。

 

12月11日(日) ここ数日、MAXのキャラクタースタジオを使ってキャラクターのアニメーション付けを行っている。以前からキャラスタは使っていたが、そんなに深入りはしていなかった。今回始めて本腰を入れて使っている。アニメーションレイヤーの機能がすばらしいと思う。通常のアニメーションでも使いたい位だ。

このツールを作った人は、どうやら本気らしい。
本気で、キーフレームアニメーションの限界を打ち破ろうとしているのがわかる。確かに、部分的にではあるが、単なるキーフレームアニメーションの領域を越えている部分がある。CG業界のトレンドはプロシージャル(手続き型)テクニックだが、それを地でいっている。

しかし、こういうシステムは、そのプロシージャ-があるがゆえに、逆に扱いづらいものになっている部分もあって、決してよい点ばかりではない。その癖をつかむだけでも大変なものだ。
解かりやすいところではマイクロソフトの”ワード”というワープロソフトだ。あれは行の初めで「・」などの文字を打とうものなら、次の行に改行した時点で自動的に「・」が付加される。それを消したくてもなかなか消えないという経験をお持ちの方も多いのではないだろうか?

高機能なソフトウェア-というのは、得てしてそんなところがある。
プログラマーの想定した使い方にハマればとてもGoodなのだが、それを少しでも外れてしまうと、やっかいで腹の立つしろものになってしまう。
しかし、これが正常進化の方向だろうなー。

 

泊まり
12月10日(金) DPS社のRealityボードが届いた。


DPS社のRealityボード

ライブでは、動画のレコーディングにずっとDPSのハリウッドを使っていましたが、これの替わりにRealityを使うことにしました。ご存知ない方のために言っておくと、”DPS Reality”というのは最近発売になったばかりのディスクレコーダーです。ハードウェア-圧縮をサポートするのはもちろんのこと、無圧縮の動画も扱えます。しかもそれらがハードディスク上で混在していても構わないのです(”Edit*+デジスイート”ではこれができません)。本当にこの会社は、すごい機能のものを安い値段で提供します。

”DPS Reality”には仮想ファイル機能というのが備わっていて、ネイティブな動画ファイルをBMP、TIFF、TGAなどさまざまなフォーマットで見ることができます。つまり、TIFFファイルをディスクに放り込むと、自動的に動画ファイルができてしまうわけです。また、例えば「動画ファイルの10フレーム目だけを修正する」なんて事も簡単にできるわけです。で、これらのディスクをネットワーク越しに共有できますので、まさに動画像サーバーとして使うことができます。しかも、そのボードが音声もいっしょにサポートするので、ノンリニア編集なども可能になるようです。

そんなわけで、また1台手作りのWindowsNTマシンが増えました。
10000回転のSCSIハードディスクをディスクアレイとして複数台使えるようにサーバー用の筐体を選びました。なかなか立派でしょう?このシステムがきちんと動いてくれれば、制作環境が大幅に改善されます。


36GbのHDを2台使っています。
このケースなら12台まで増設できる。そしたらいったいどんな容量になるの?

 

17:00
S社・Eさんと打ち合わせ

19:00
DT社・KWさんと打ち合わせ

12月9日(木) 今日は対外的に大変なことがあったのですが、あまりにも大きな問題なので、ここに書くことができません。(書くことでさらに問題を大きくしてしまいそうなので...)

その問題は契約的な話なのですが、日本の映像やCD-ROMの制作状況では、いつ発生するやもしれない事だと思います。クライアントやスポンサーサイドのスケジュールがどうあれ、著作権がからむものの使用にはきちんと契約を済ませてから先にすすまないといけないと痛感しました。

夜、菁映社時代の先輩にあたるメビックスの菅野さんにあってきました。
事務所があたらしいマンションになり、なかなか頑張っている様子。夕ご飯をご馳走になり、忙しい仕事の合間ですが寛げました。(その後、社に戻り、泊まりでしたが...)

16:30
PPSで写真選定

18:00
S社・Eさんと打ち合わせ

19:00
メビックス・菅野さんと打ち合わせ

泊まり

 

12月8日(水) いくつかの仕事が年内締め切りで重なっている。納品日が20、21日あたりに5つもあるのです。どうしよー。なぜこうなってしまうのだろうね?

 

泊まり
12月7日(火) 日経CGの最新号が届いた。
最近、この本の厚さが薄くなってきている。大丈夫なの?日経さん。

日経CGにミックジャパンさんが広告を出しているのですが、そこに「数値地図インポーターVer1.5 12月発売」と出ていました。これを見て身の縮まる思いをしました。(ご存知ない方のために説明しときますと、「数値地図インポーター」というのは弊社で開発した3DStudioMAX用のプラグインです。)

9月に開発するはずだったこのプラグインは、実はまだ手付かずの状態。この制作日誌を見てくれている人にはわかると思いますが、とてもそんな暇がなかったのです。「12月には作ります」と言っていたのですが、12月も仕事に追われ、難しい状態。この分では年末年始の休暇中に作るしかないだろうなー。

 

12月6日(月)

CG制作会社としては、その仕事において、ある種の”マジック”を提供していかなければならないと思っている。通常の知識ではどうやって作ったのかわからない、見た時に「えっ!」と言葉がでてしまうようなもの。与えられたCGソフトウェア-をとことん使い切って、映像の質を追求するだけでも”マジック”は表現できるが、それだけではCG表現の可能性を半分しか使っていないと僕は思う。

そんなわけで、最近特にプログラミングの必要性を感じます。
仕事をしていてあきらめてしまう表現が多くなってきている。どんなに頑張ってもソフトウェア-の機能的な制限で実現不可能なのだ。真にCGを追求していくためには自分たちで道具を作ることが不可欠だと思う。誰かが作った手のひらの上で飛び回っているだけの存在では、いつまでたっても壁は打ち破れない。

CGのカスタムソフトウェア-開発部門を持つことは戦略的にいっても今一番やらなければならないことかもしれない。

 

14:00
Ims制作プロダクション・Koさん来社

19:00
DT社・Tさんと打ち合わせ