1999/9/13 〜 9/17

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9月17日(金) 本日、仕事で大変お世話になっていたNTTラーニングシステムの石井さんがお亡くなりになりました。

石井さんとは、CGをはじめたころからの長いつきあいで、亡くなったなんて実感として信じられない。次の仕事も受けていて、「いつ打ち合わせをしようか?」と話していたのに...。なんてことだ...。

石井さんへ

ライブのことをいろいろ気遣っていただきありがとうございました。ここ2年半でしたが、あなたとした仕事のリストを作りました。改めて、こんなに沢山の仕事を御一緒させていただいたのかと驚いています。その題名を読んでいくと、さまざまな思い出がよみがえってきます。
映像制作においても、こちらの実験的な試みの提案を、沢山取り入れてくれましたね。「人物とCGの合成」「マッチムーブ」等、現在ライブが特色としている技術の基礎をここで作らせていただきました。また、CD-ROM制作の実績を作ってくださったのもあなたのおかげです。僕に「ちょっと予算がないけど、ここで頑張ってCD-ROMの実績を作っておいた方がいいよ。」と助言をもらいましたよね。その通りでした。

...あなたの残してくれたものを消さないように頑張りますので、見ていてください。

1997/08/18

光ケーブル

1997/11/18

NTT Joinet他 

1998/01/30

Infoket 

1998/03/04

NTT最前線 

1998/03/12

ラージスペースアンテナ

1998/05/18

'98コムウェアビジネスショー

1998/04/17

光の国際シンポジウム

1998/06/12

'98コムウェアビジネスショー

1998/11/30

群馬県衛生研究所展示映像

1998/11/24

進化する丸紅

1999/01/31

不死身でないコンクリートポール

1999/01/31

NTT Comwareオープニング

1999/05/06

ICC '98年度活動記録ビデオ

1999/06/15

ICC紹介ビデオ 

1999/06/30

お客様情報の適正管理徹底 

11:00
アートフリークさん来社

20:00
菁映社のみんな来社

9月16日(木) 今日は胃薬のCMの撮影日。CGの途中チェックもあって出かけてきた。
野村君とみどりちゃん(本名は知りません)に会えた。僕の奥さんが野村君のファンで会いたがっていたが、サインをもらえる雰囲気ではない。撮影モニターを覗くときに僕の隣に座っていたが、そしらぬ振りで通した。(笑)

 
今度のCMの舞台はタクシーです。
タクシーの中は照明の熱でかなり暑い。その中でじっと我慢はさすがです。
右は出番を待つ「みどりちゃん」。少し痩せたみたい。

撮影待ちの時に、また別件のCM-CG制作の仕事を頼まれる。現状のライブを考えると断らざるえないのだけれど、来月やることになってしまった。8月位から「こんな仕事があるんだけど...」と言われていたので、断れないんだよなー。内容はすごくおもしろそーでやること自体には何の抵抗もないんですけど...。

 

11:00
荒川君来社

13:00
CM撮影立会い&CGチェック

20:00
DT社・Iさん、Wさん来社

9月15日(水) MAXR3をやっと本格的に使い始めた。かなり細かいところまでいろいろ改善の手が入っている。中でもMAXScriptのマクロレコーダーが加わったことにより、いちいちオブジェクトのメソッドを調べる必要がなくなった。とりあえずレコーディングしてみて、そのテキストを編集すればほとんどその用が足りてしまう。手作業で延々と繰り返すことが一発でできるので、クリエイティブなことに時間をさけるのがありがたい。ただ、バグも結構あるようで、明らかにおかしな部分も散見される。デバッグの品質はよいとはいえないようだ。あまりにもお粗末なバグもある。しかし、これだけ規模の大きなソフトなんだからこれもありかも?(と、ディスクリートロジックの肩をもっときます。)

レンダリングの質も上がったと思うけど、基本的なクオリティはなんとなく不確かなまま。シャドーマップの問題、反射マップがなぜか曲がってしまう現象。ライブでは、前にもいったけど、メンタルレイかレンダーマンの導入を考えています。今月末にはレンダーマンforMAXのセミナーもあるようで、参加してきます。

 

14:00
DT社・Iさん来社
9月14日(火) 個人的な話題だけど、今自分で使っている「VAIO C1」に「C1 XE」という新機種がでた。初めてC1が発表になってからほぼ1年ぶりの大きな変化だ。今年の4月にC1Sを買った自分にしてみれば、悔しい感じ。なんといっても8mmも薄くなっている。また売れるんだろうね。ソニーさん。

アルバイト募集の件ですが、思いのほかたくさんの人が応募してくれてます。全員に手伝ってもらいたい心境。ありがとうございます。でも、仕事なのでこちらの希望に一番適している人に頼むことになると思います。

・「サクロンCM」(TV-CM)
・「玄海原子力発電所」(展示映像)
・「インフルエンザ」(VP)
・「リレンザ」(VP)
・「リレンザ(キャラクター編)」(VP)
・「生活習慣病」(CD-ROM)
・「ビジュアライズドバーチャルリアリズム」(実験用映像)
・「スーパー70」(イベント映像・デザイン)
・「Canonパンフレット」(パンフレット画像制作)
・「数値地図インポーターVer1.5」(プログラム)

今、これだけの仕事が動いています。これ以外に問い合わせが来ている仕事が3,4本あるから、改めてびっくり。

明日(15日)も出社です。

 

19:30
DT社・Iさん来社

21:30
ME制作プロダクション・Kさんさん来社

9月13日(月) ライブはおかげさまで、今、ものすごい量の仕事を抱えている状態。
この仕事を最善の、いやもっとクオリティを上げる為にどうしたらいいかを、土日の休日の間ずっと考えていました。

ライブは今まで、どちらかというと各個人に一づつ仕事を分けて、その全てを担当させるという方法をとってきたけど、今回は試験的にこれを変えてみようと思います。つまり、分業制をとることにしました。モデリング、質感付け、アニメーション、そして全体のディレクション、進行役、と全てを分けるのです。自分の一番得意なことを担当し、よりいいものを作るということです。もう一つは、仕事によってグループを分けないということにもしました。これにより、一部の人だけ忙しいという事がなくなります。

もしかしたら、この形態が正解かもしれない。会社組織としてはこれが理想でしょう。弱点があるとすれば、制作を一人でやれないために、さまざまなアイデアを試すことができにくくなること。でも、作業範囲に融通性を持たせればこれも回避できるのではないかと思います。了解がとれれば、テクスチャー担当者がアニメーションさせてもいいし、アニメーション担当者がテクスチャーをつけてもいいのです。要は、スタッフ間の風通しがよければいいのであって、どんなシステムでも一番大事なのは、スタッフ間の信頼感や一体感などの精神的な基盤にあるのかもしれません。

もう一つの心配点は、みんなの「モチベーションを持続させられるか?」ということ。部分的にやることで、完成形が見えなくなり、やりがいがなくなってしまうのが一番怖い部分かもしれない。この問題を解決するのが、私の一番大事な仕事になるでしょう。定期的に全員で成果を見るような上映会も必要だろうなとも思っています。

さあ、どんな結果になるでしょうか?
(外部のスタッフも募集中ですので、参加希望の方はメールください。特にキャラクターアニメーションの得意な人を希望します。)

11:30
DT社・前沢さん来社

17:00
荒川君来社