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朝の9時半に野田線・初石で吉田くんと待ち合わせ。
彼の車がちょっと遅れていて、それを待つのに初石駅前のファーストフード屋さんに入っています。それで、今コーヒーを飲みながらこれを書いているんですが、居るんですよ、変な人が...。50歳位の髪の長い女性なんですけど、さっきから立て続けにコーヒーのお替りをしてます。コーヒーのお替りがセルフサービスの店なんですが、僕が来てから、すでに5杯は飲んでる。しかも、一杯につき、砂糖のスティックを２つ。まだ帰る気配はありません。何か悩みでもあるんだろうか？...大きなお世話ですね。

おっ...また、お替りした。しかも、ニヤニヤ笑いながら。

ユーノスロードスター（吉田号）

やっとのことで吉田氏、愛車ロードスターで到着。1時間遅れ。理由は秘密。

左：筑波工業技術院・電子技術総合研究所　　　右：新築の研究施設（裏側）

初石から1時間ほどで筑波に到着。さっそく取材に入りました。ここ（工業技術院）は、かなり広い施設で、全ての建物を丹念に見ていたら２，３日かかるんじゃないでしょうか？午前中は、中心となる建物を歩いて周り、午後は車に乗って調査、撮影しました。...しかし、いろいろな研究施設があって、飽きないですね。一見普通の建物も、裏に回ればこのとおり、いろいろな配管がギッシリです。酸素やヘリウムなど、研究に使うのでしょうね。

唯一、アート的に撮った画

気にいった景色を撮りにいったのではなく、VRデータを作るためですｊから、とても疲れます。撮影もれがないよう全てをカメラに収めることに神経を使いました。車に乗ったままの取材でしたが、屋根をオープンにし、カメラをその上に上げ（手で）ていたので、寒いやら、手が痺れるわで、くたくたになりました。しかも、夕方近くになってからは、風も強くなり、巻き上げられた砂埃で車も人も埃まみれ。最後に徒歩で歩いた施設は放射能を扱うところらしく、危険な雰囲気。「今ここで、放射能漏れ事後でもおきたら俺達ダメだな...。」なんていいながらの撮影でした。

しかし、それから会社に戻り、11時過ぎまで仕事してたんですから、我ながら偉いもんだと感心しました。

今、一般にオフィスで使われているLAN用のイーサネットが100Mbpsですから、社内でのLANと同じスピードで外部にアクセスできるようになるわけです。これは何を意味するかというと、わざわざ会社行かなくても、自宅で会社と同じレスポンスの作業が出来るということ。重い、動画の連番ファイルをテクスチャーで扱うような仕事も自宅でなんなくこなせるということです。テレビ電話もOKだろうし、動画配信も２つ３つ同時に受信できるんじゃないだろうか？　しかも、月\4,900円ですよ。それに固定IPでの提供です（つまり、Webサーバーなどを動かせるということ）。

いつかそうなることは確信していましたが、こんなに早く、しかもこんなに安い値段でそれが実現したのにはビックリしました。まだ、提供地域は東京の一部に限られますが、これが一般に広がったら社会が変わるんじゃないだろうか？

20:00
Suさん来社

ライブで使っていたレンタルサーバー会社が、3月で閉鎖されることになりました。アメリカのソルトレイクにあるアナログウェブという会社なんですが、どうも経営がうまくいかなくなったようですね。このホームページもそこから配信されているわけで、早めに別のサーバー会社を見つけなければなりません。
 ライブのホームページのCGI は、PHPという言語を使っています。画像データベースのユーザー管理や、数値地図インポーターのファイル配布管理などをこれで行ってるんです。別のレンタルサーバーを探すにあたってこれが結構ネックになってます。...この言語をサポートしているサーバーがあまりないんですね。あっても、他の条件が合わなかったり...。もう一つの選択肢として、レンタルサーバーをやめて自社内にサーバーを持ってしまおうというのがあります。この際、それもいいかなと思っているんですが、社内LANに外部から進入されたら怖いですよね。ファイアウォールを設けても完全ではないだろうし...。さて、どうしたものでしょう。

話は変わりますが、
現在、筑波のある施設のVRデータを作成する仕事が進行中です。この手の仕事は、実際に現地に行って自分の眼で見ないとなかなかその対象を把握できないものです。そこで、明日、現地取材に行くつもりだったのですが、夜になるとまた雪。この分では明日は中止かな？。

19:00
児玉くん来社

20:00
Suさん来社

ハワイ沖での潜水艦事故が話題になっていますね。
いきなり海中から、あんな巨大なものが上がって来たら度肝を抜かれるというか、なすすべはありません。当事者の方たちはさぞビックリしたものと思います。まだ、見つかっていない方もおり、大変な事態になっていますが、それにもまして問題になっているのが、森総理のゴルフ場問題。
　事故があったその時、彼はゴルフ場に居て、すぐ官邸に駆けつけるという行動をとらなかったようですね。その行動が首相としてあるまじき行動ではないか？ということです。

僕から言わせれば、そもそもゴルフなんかしちゃだめです。
一国を首相ともある人が、そんなことしてちゃいけないんですよ。

ライブを始めてから、社長というものを初経験していますが、その責任の重さは、思っていた以上でした。会社の事が四六時中頭にあって、消えることはありません。誰かと話をしたりしている時は、頭の隅っこに追いやられはしますが、ふと我に返ると、「会社をこれからどうしていこうか」「明日何をしなければならないか」「あの仕事、無事にやれるだろうか」「あいつの給料をどうしよう」などなど、いろいろなことが頭を駆け巡ります。

こんな小さな会社の社長でさえ、こうなんですから、一国の首相ともなれば、気休めにゴルフなんて、「出来ないはず」だと思うんですよ。...あまりにも責任が重過ぎて、ゴルフをしている余裕なんかないと思うんだけどね。...まじめにやってる人なら。もうやめた方がいいんじゃないですか？あの人。

スロットベイも沢山あり、 デザインも美しいお気に入りケース。しかも\9,800

夕方から自宅用の新しいPCの部品を求めて秋葉原に行きました。 自宅で、MAXorMayaをフルパワーで動かしたいのと、DV編集を本格的にしようと思っているからです。撮りためたテープが沢山あるんですよ。 部品の販売価格を見てみると、いろいろな部品が安くなってました。１GhzのCPU（PentiumIII）が\33,000。128MのSDRAMが\4,800。2ヶ月前はこの2倍してましたからね。CD-ROMドライブは奮発して、バッファアンダーラン機能のついたものを買いました。データ転送が遅れてもCD-Rの書き込みに失敗しないという機能のやつです。

後は、前から目を付けていたお気に入りのケースを買って今日の買い物は終わり。個人で作るものなので、いつまでに動くようにしなければならないってことがありませんから...。

こうやって、気に入ったものだけを買い集めていくのは楽しいですね。
果たしていつ完成するやら...。

早く帰れるかな？と思っていたら、夜遅く、マスクに不具合が発覚。
日高氏、徹夜決定。明日も出社することに...。

．．．．．．

午後からは、立て続けに打ち合わせ。

夜、全ての打ち合わせが終わった後で、”第2回映画鑑賞＆RenderWareについて”の会を開きました。なんで映画とRenderWareが関係してるかというと、見る映画が「ブレインストーム」という究極のバーチャルリアリティを描いた映画だから...。視覚を通さず、脳に直接イメージを送るというSFものです。バーチャルリアリティというよりは、意思伝達と言い換えた方がいい内容かもしれませんが、ライブが目指すリアルタイムCGコンテンツの、一つのアイデアになるのではないかと思い、皆で見ることにしたのです。

人の脳からの感覚信号の全てを記録し、それを逆に人の脳に伝えると、まったく同じ体験ができるのではないか？というのが、この映画のアイデアです。僕らが目指すリアルタイムCGは、単なる視覚の問題ですから、この映画から比べるととても低いレベルの話なんですが...。
　この映画の中で、「頭の中に浮かんだ映像」を視覚化して、人に伝えるという場面がありました。つまり、実体験中に録画（？記録）しなくても、その体験を思い出した時に、頭の中には同じ電流が流れているはずだから...という理屈なんでしょう。

主人公（男）とその奥さんが、夫婦仲がうまくいかず、もう離婚寸前というある晩、この技術を使って、”楽しかったあの頃の記憶”を録画し、それを妻に見せるくだりがありました。...よかったですね。このアイデア。
　”技術が人の心を動かす道具になる”というのが好きですね。僕らが作るリアルタイムCGも、そんな感じになれたら最高。「情感のあるリアルタイムCGを目指したい」とよく言うのですが、まさにこのことなんですよ。

...でも、離婚寸前の妻の心を動かしたのは、その技術ではなく、彼（夫）が、”そういう行動をとったから”　だったのは、言うまでもありません。

17:00
Imgさん来社

18:00
Suさん来社

デモ、説明をしてくれたのは、CEDICでも講師を務めた白井さん。
年間ライセンス15万。Cのライブラリー。基本仕様では、環境マップができない。2〜3万ポリゴンがちょうどいいデータ量。プログラムすれば、できないことはないかも？といったところが判りました。

ちょっとガッカリしたけど、安心もしたのは、RenderWareを買ってくると、すぐにビックリするようなリアルタイムCGができないということ。これは、テクノロジー的には、まだまだ未完成だということだけど、逆にいうと僕らの腕の振るい所があるということで...そういう意味では、ホッとしました。

しかし、部屋が熱かったなー。

人材募集をトップページに載せてから5日。早くも何人かの方が応募してきてくれています。CGWorld(2月号)にも、求人広告の記事を載せることも決定し、うちとしては、こんなに積極的に人を募集するのは初めてです。

CGWorldの4月号（2月末発売）のジョブハンターページに掲載予定です。

どんな人が応募してきてくれるか？
今から楽しみです。

19:30
Suさん来社

今日、社内で初めて3DStudio MAXの勉強会が開かれました（＃いままでしてなかったのが不思議な位なんですが...）。
５階のプロジェクターを使い、全員参加です。普段何気なく使っている機能の原理みたいなものが話されて、...面白かったのは、皆がCGをどの程度まで理解しているか？ということが逆にわかったこと。結論から言うと、あまり深くはわかってなかったんだね。

...無理もないです。
最近のCGソフトは、その深層が見えないように作られているのですから。
CGの黎明期を知っている僕らの年代はいざしらず、最近CGを始めた人たちは、CGの核心部分に素手で触れるようなことはないでしょうからね。

そんな状態を見て頭に浮かぶのは、「郡盲、象をなでる。」です。
実態を知らずに、手探りで知ったことを手ががりに、「これは、こうなっているような気がする。」「こうなるから、こういう対処をするしかない。」などという行動になってしまうことです。
つまり、ある程度まで理解が進み、それよりもっと根源的なことをわかろうとすると、内部でどのような計算がなされ、プログラム言語によってそれがどう動いているのか？ということを理解する必要がでてくるという事です。
　いうまでもなく、CGソフトは、プログラミングされたアプリケーションですし、その原理は、まぎれもなく”数学”です。だから、それを知ることこそ、”象”を正しく捕らえる方法だと思います。

また、今日はとても懐かしい人と久しぶりに会いました。
大工房の八木さんです。ライブを作る直前に、いっしょに仕事をしていて、会社設立の相談をしたり、いろいろありました。2年ぶり位。思わず会社全員で飲みにいってしまいました。

19:30
八木さん来社

仕事というと、気の乗らない仕事もしなければならなくなる。仕事内容だけでなく、こっちは人間だから、気持ちの浮き沈みによっても気分は乗らなくなるだろう。じゃあ、「気分が乗った時だけ仕事をする。」「やりたい仕事だけをやる。」　はたしてそれでいいだろうか？
　僕は、人間にはある程度のタガが必要だと思っている。...だって、人は基本的に”サボり屋”だから...。「なるべくなら楽をしたい。」というのが人間の本性でしょう。また、やることが偏ってはいけないと思うしね。

だからちょうどいいと思うよ。今の状況が...。

19:00
Suさん来社

今回は、MAXとMayaにかなり精通した人をメインに募集します。
これを見ていて、「それは僕かも（私かも）？」と思った人は、すぐに応募してください。

待ちにまった新型のVAIO C1が発表になりました。
言わずもがな、今僕が使っているC1の新型なんですが、ついに、Bluetoothが内蔵された機種がでたのです。しかも、初めからWindows2000がプリインストールされているので、内蔵カメラも使えるし、もう最高ですね。3月に発売になるようですが、ほぼ間違いなく購入することになるでしょう。

内蔵されたBluetoothの威力が発揮されるのはまだ先のことかもしれませんが、有効な環境が整備されることを考えるとワクワクします。たとえば、パームパイロットとのBluetoothを使った通信。携帯電話との連携。夢に描いていた無線接続の世界がもうすぐそこまで来ているのを実感できますね。

20:30
Enさん来社

WorkPad c3

昨年愛用のノートPC（VAIO_C1S)をWindows2000に変えてから、しばらくパーム（IBM C3）を使っていなかったんです。しかし、使い始めて見ると、以前より格段にソフトウェアの環境が進歩していて、もう手放せなくなってます。ハードウェア−はまったく変わっていないのに、ソフトウェア−の変更だけで、こんなにも進歩する機械は最高だと思う。設計思想が抜群なんですね。しかもそのソフトウェアはみんなフリーソフト。要するに一銭もお金をかけずに、日々進化するPDAなんですね。まったくすばらしい。

最近、愛用しているパームソフト

パームで感じるのは、バランス感覚の良さ。何が大事で何が余計なものか。そこをキッチリと判断しているその設計者のみきりが大切なんです。何かを切り捨てるということは、その事の本質をかなり的確に把握していなければできないことです。「わからないからとりあえずこの機能は残しておこう。」というのが、常だと思うからです。
　それと、目には見えない感触の良さ。ボタンなどハード自体の感触もさることながら、それを押してから反応が帰ってくるまでの絶妙な時間。また、どんなモードにいても、いつでも電源が切れて、ONにすればそこからスタートする。しかも瞬時に。その反応がパームに対して、あるバーチャルな感触を作り上げているんだと思うんです。その目に見えない総体を作り上げられたからこそ、あの会社は成功したんでしょうね。...まさに、ブランドだ。

ライブは、今週末から人材募集を大々的に（うちとしては）行います。
このホームページでも、トップページに載せるし、専門学校や、CG専門誌”CGWorld”にも広告をうちます。そのための準備をいろいろ始めました。Beingなどの人材募集専門誌などに広告を打てば、沢山の人が応募してくれるかもしれませんが、そうなると選別するのに膨大な労力がかかるので、優秀な人だけが来てくれるように（笑）、いろいろ手を考えています。

でも、人を募集してそれを選ぶことは何度やっても難しいことだと思います。
また、人を使うということは、それよりもっと大変なことですね。

14:30
Htさんでチェック