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 2week  2003/1/6 〜 10

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「CG制作日誌」再開

CG制作日誌の更新が、昨年2月から止まっていました。
トップページに掲載中と書いておきながら、誠に申し訳ありませんでした。

休止中も、書きたいことは沢山あったのですが、どうしても、止まっている日にちの続きから書こうとすると、気持ちのずれが生じ、実際に書く時には、物事が起きた時の気持ちが薄らいでしまいました。ここにお詫び申し上げるとともに、今後は、あまり肩肘張らず、飛び飛びの日付になるかもしれませんが、そんなスタイルで続けていこうと思います。

書けなくなっていた原因のひとつに、なかなか思ったことをそのまま書けない立場になってしまったということもあります。このページを始めた頃は、割りと言いたい放題でしたが、いつの頃からか、”この部分には触れられない”という規則を自分で作ってしまっていました。今後は初心にもどり、なんでも書いていこうと思います。

それと、再開するきっかけとなったのは、いろいろな人からの熱いラブコールがあったからです。「ぜひ、再開して欲しい。」「更新が止まってしまって寂しいです。」というメッセージをいただきました。手前味噌で恥ずかしいですが、このコーナーには、結構ファンがいたのですね。
そういう方達の気持ちが再開の原動力になりました。

また、 この連載を続けていてひとつ寂しいのは、見てくれている方が、どう思っているのかが解らないことです。なんでも構いませんから、見ていて何か感じるものがあったらメールください。それが励みになりますので、よろしくお願いします。

休止期間中の1年の間にもさまざまな出来事がありました。
それもおいおいアップしていきますので、最新ページだけでなく、インデックスページも、時々チェックしてみてください。


ライブDVDへの反響

昨年10月に完成したライブの5周年記念DVD。

おかげさまで、たくさんの人たちから様々な反響がありました。お礼のメールや激励のメッセージも多くいただき、本当にありがとうございました。
CGに感心していただいたことはもとより、その製作姿勢を評価していただいたりとか、もう、ものすごく感動いたしました。「作ってよかった」というのが実感です。



まだご覧になっていない方は、こちらからお申し込みください →ライブDVD申し込み

完成したDVDを見て、実は自分たちも、ちょっとビックリしました。
”こんなにたくさんのCGを作っていたのか”ということと、昔の映像からの進歩の度合いです。ちょっと見せるのが恥ずかしいものもあったりとか、新しい発見がたくさんありました。

スタッフそれぞれの頭の中にあったライブの5年間を、こうして、目に見える形にしたことには大変な意義を感じています。自分たちのその時々の意識、消え行く記憶、そんなものを大切に拾い上げることは本当に大切なことですね。自分への信頼感や、誇り、自信などが確固たるものとして、感じられ、身につくのを感じました。

また、このDVDがきっかけで、CG関連のセミナーの講演依頼も2件いただきました。こういう流れには、もうビックリしています。1月21日にディスクリートさん主催の「CGフェスティバル」(東京・芸術劇場)、2月14日は大塚商会さん主催の「実践ソリューションフェア in 関西」(大阪国際会議場)です。もし、ご興味がおありでしたらぜひいらしてください。

そんな中、木曽川中学の3年生から一通の手紙が送られてきました。

昨年の6月にライブに体験授業の一環として見学に来た女の子4人組みです。その子たちにも、今回のこのライブDVDを送ってあったのですが、この手紙は、そのDVDに対するものでした。封書をあけると、4人がそれぞれに手紙を書いたらしく、何枚もの便箋が出てきました。はじめにリーダーの文があり、そのあとは、一人一人の手紙が入っていました。


(他のみんなもありがとう。載せられなくてごめんなさい。)

もう、これを読んでいて、涙が出そうになりました(本当ですよ)。
「あー、この仕事をしていてよかった。」心底そう思いました。自分なんか、まだまだと思い続けて来ましたが、そろそろ、人に影響を与えることも考えつつ行動をしないといけませんね。ちょっと生意気ですが、これからは、単に良いCGを作るだけでなく、その生き方も含め、自覚と責任を持った態度が必要だと感じました。

このような気持ちを沢山いただき、本当に幸せだと思いました。これを原動力に、また頑張っていきたいと思います。

見ていてくださいね。次の5年間を...。

 

 

 

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