2000/8/14 〜  9/1
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9月1日(金) 午後Imgプロダクションさんで、打ち合わせ。

本当は、今日中に納品しなければならない洗濯機のCM用CGがあり、とても忙しい。帰ると直ぐに、その仕上げ作業にとりかかるが、なかなかうまくいかない。3カットあるうち1カットが洗濯槽の中で、服が自然に動くというもの。ダイナミクスの計算でやるのだが、これがなかなかうまくいかない。手付のアニメーションと違って、他力本願的なところがあるから、なんども試行錯誤を繰り返すしかない。初め、8時ごろ納品のはずが、結局11時半になってしまいました。

今週は、「土日は絶対に休むぞ!実行委員会」が組織されました。
実行委員長は、この私。ここのところ、ずっと、休みなしでしたからね。今日の納品で、一時、その実現があやぶまれましたが、見事勝利を勝ち取ったわけです。...めでたしめでたし。

 

15:00
Imgプロダクションさんで打ち合わせ

23:30
プロダクションさんへチェック納品

8月31日(木) 今日は、朝から土砂降りの雨に降られました。駅につくまでに、腰から下はびしょびしょです(その中で、こんな写真を撮ってるんだからバカなんですが)。

でも、とてもうれしいことがあったんです。
月曜日に納品した作品の監督からメールがあり、「スポンサーへの試写も終わり、無事に納品が済みました。」という内容。大変好評だったらしいのですが、プリンタメーカーの技術者の方達に試写した際、CGの所で、どよめきと拍手が起こったのだそうです。これ、すごくうれしいです。今回のCGは、技術者の人たちが涙を流してくれるように意識して作りましたから...。プリンターのメカ部分などの動きは、本物を研究して、実物と寸分違わずに作ってあります。インク滴のアニメーションだって、限界まで作りこんであります。どこに感動してくれたかはわかりませんが、なにかこちらの心根が通じた気がして、本当にうれしい。

そしてなにより、このようなメールを出していただいた、監督さんの気持ちに胸の熱くなる思いです。僕等を気遣い、そして、その気持ちを察していただいて、うれしく思います。引用してはまずいかもしれませんが、

>「例年より制作期間が短いにもかかわらず、それを言い訳にクオリティを落とすようなことをせず、...いや、前回よりも高いクオリティで作っていただいて...」

という部分では、ホンと涙の出る思いでした。”どんなことがあっても決して手を抜かない”という我々の誇りをわかっていただいていたなんて、これ以上の喜びはありません。本当にありがとうございました。

 

この仕事、やっててよかったな...。

 

8月30日(水) 先週土曜日に書いたように、ライブ拡張のために、もうワンフロア-を借りるかどうか迷っています。


5Fのフロア。
引越し途中らしく、まだ散らかってます。

もし、借りるとしてどんなことに使うのが一番有効か?ということをみんなで話しました。出るわ、出るわ、いろいろなことが...。
打ち合わせは、新しく借りた階を使って、3階は制作専用にしよう...とか。プロジェクターを置き、きちんと映像(映画?)を見られる環境を作ろう...とか。そしたら定期的に外部の人も呼んで映画鑑賞パーティを開こうか...とか、部屋に飲み放題のしゃれたガラス製の冷蔵庫を置いて、休憩室にする...とか、もうありとあらゆることがでてきました。

まあ、冗談はさておき、本当にどうしようか迷っています。
一番の目的は、もちろん、新しい人を入れるスペースがほぼ無くなっている為。今すぐに人が増えることはないでしょうが、都合よく、他のフロア-が空くとことが、そうあるとは思えません。そしたら、とりあえず借りておいた方がいいのではないか?ということです。...先にあげたような付加価値もいろいろ付きますしね。

そんなこんなで、90%位の確率で借りることになりそうです。
はっきりしたら、またご報告を。

 

8月29日(火) 今日からワークインジケーターが点滅しなくなりました。でも、まだ、レッドゾーン。油断は禁物。来週9月5日までは気が抜けない(締め切りの為)。

制作で忙しい日が続いていたので、いろいろ雑用が溜まってます。半日以上かけて片付けました。新しい仕事の見積もりの問い合わせが来たり、結構今日も忙しかった。

明日からは、また制作中心。今度は洗濯機のCMだ。

 

8月28日(月) 一夜明けて、恐る恐るレンダリング結果をチェック...。
...ホッ、どうやら問題なさそう。あとは、各素材をAfterEffectでつなげ、光の効果を入れるだけ、ホッと胸をなでおろす。

ちょっと遅くなってしまったけど、昼過ぎにDetプロダクションさんへ。
さて、いよいよお披露目。

...そしたら、「うわーっ」だの、「すんげー」だのという言葉が飛び交い、大変、喜んでくれました。「こういうのを本当に待った甲斐があったっていうんですね。ありがとうございます。」なんて言ってもらって、同行した吉田氏とにんまり。「こういうのがあるから、この仕事やってられるんですよね。今までの苦労がチャラになっちゃうから...。」の彼の言葉どおりで、思わず、Detさんの廊下で握手する二人であった。

 

13:30
Detプロダクションさんへ最終納品

20:00
Bプロダクションさん来社

8月27日(日) オープニングカットの最後のレンダリングが朝に上がり、それをチェック。一定の水準には達しているけど、どうも納得いかない。前日から泊まっている吉田氏と相談して、今日一杯、ぎりぎりまで、作業を続けることにした。

彼も言っていたけど、僕等の仕事は、”もの作り”であり、それで終わりと言うことはないわけで、だからどんなに時間があっても、最後のぎりぎりまで、作業を続けることが宿命なんですね。これ非常につらい面もあるけど、これが無くなったらライブ社員としては失格だな。いや、CG屋として、ダメかも。

最後のカットで、水面を作っているのですが、これにデジメーションのSplashというプラグインを使っています。なかなかリアルな波やしぶきができるのですが、なぜかネットワークレンダリングができない。そのために、水面があるフレームはすべて、僕のマシン1台でレンダリングしなければならなくなってます。このマシンがストップしたら、アウトだ。

 

8月26日(土) やっと、プリンターのレンダリングが終わった。これで、残るはオープニングのみ。

今日は、隅田川の花火大会。

これには、ジンクスがあって、隅田川の花火大会がある日は、必ず会社に休日出勤。会社の非常階段から見る羽目になってます。今年も、ジンクスどおり、会社の非常階段からそれを見ました。ちょっと遠くなので、小さくしか見えませんが、花火も毎年進歩してるんですね。声を出してしまう程、すごかったです。

花火を見に非常階段を屋上まで上がっていったのですが、5階のフロアが空き部屋になっているのを発見。

前々から、空いていれば借りたいなーと思っていたので、この偶然にビックリ。もしかしたら、ライブは2階に拡張されるかも?

ぎりぎり終電まで作業して、急いで駅に向かっていると、仲御徒町駅の入り口で、どこかで見た顔に出くわす。うわっ!、スタッフの山田氏ではないか?

「どうしたの?こんなに遅くに...。」
「...これから、仕事ですよ。」(と、ニコニコしながらおっしゃる。)

なんとまあ、ビックリ。

 

8月25日(金) 朝早く、Combustionのセミナーに参加してきました。
今、すごく忙しいので、レンダリングの時間を利用してやっと行ったという感じです。連日、遅くまでの仕事で寝不足がたたり、朝早く自宅を出るのがとてもつらかった。

Combustionというソフトは以前ここにも書いたと思いますが、MAXと併用することで、いろいろな機能を発揮するペイント、合成ソフトです。このソフトをかなり突っ込んだ形で、説明してくれることを期待して、セミナーに参加しました。しかし、それがちょっと期待はずれ。もう少し詳しいデモが見たかった。 これからのソフトは質の世界だと思うんです。今や、どんなソフトでも機能的には、ほぼ同じじゃないですか。競うべき点は、その品質なんです。例えばモーションブラーなら、そのブラーのかかり方が問題なんですよね。

 


日本丸

夕方、娘が埼玉県主催の船旅にでるということで、これまたレンダリング時間を利用して見送り行ってきました。埼玉の土屋知事や、各市の市長さんなどが来ていて、結構、華やか。

船出のテープでの見送りは始めての体験でしたが、なかなか感動的でした。

 

10:00
シリコンスタジオでセミナーに参加
8月24日(木) ”ワークインジケーター”が皆さんに好評です。
打ち合わせで会った人が、「点滅してて大変ですね...。」なんて言ってくれます。しかし、皆さん知ってますか?今の赤の点滅よりも、もっとすごいのがあるんですよ。...見てのお楽しみです(本人は楽しくないですが...)。

人生ある程度生きてきて、やっとわかることがあります。
そんな難しいことではありません。若いときに、「これはすごい...でも、もっとすごいことが人生の先にはまっているんだろう。」っていうことが、「その先のすごいことなんて何も無かったんだ。」とわかることです。

僕は、子供の頃、絵を描いているときに、変な興奮を覚えました。なんというかすごく楽しいんです。しかし、まあ、何をやってもそんな感じが得られるもんだろうと思ってましたが、それが違うんですね。特別だったんです。

昔、”炎のランナー”という映画があり、その中で主人公のライバルが、「走っている時に神の祝福を感じる...。」というセリフがありました。僕は、創作の快感を感じるたびに、いつもこの言葉を思い出します。雑音が何もなくなり、それだけに集中できる。コンピューターと自分の脳が一体となったような感覚。大げさに聞こえるかもしれませんが、そのために生かされているのではないか?と思わせるものがあります。

すごく大切な事って、すごく身近にあって、何気なく装っている。
それを見抜けるかどうかが、人生の分かれ目なのかもしれませんね。

 

13:30
Niプロダクションさん来社

19:00
Detプロダクションさん来社

 

8月23日(水) バリの音楽で、ジェゴクというのをご存知でしょうか?
竹を切って、木琴みたいに並べた打楽器(竹のガムラン)で演奏するものです。この間バリに行ったからというわけではありませんが、この音楽が妙に心に響きます。

4音しかなく、単純な、テンポの繰り返しなのですが、いく重にも重なってくる複数の楽器が独特の音空間を作り出します。少しづつタイミングをずらしていったりするのが生理的にとても気持ちがいいんですよ。自分のリズムにあっているというか...。ベースになる太い竹のパートは、共鳴しているのか、ほとんど人間のコーラスに聞こえます。

夜明け前。
南国のやしの木が風に揺れている。
波の音が静かに聞こえている。
空の色が深いブルーからオレンジに。
太陽が昇り始め、鳥の声がそれに加わる。
さまざまなリズムの洪水...

そんな景色が自然と浮かんでくるんです。創作の為のインスピレーションを得た気がします。

 

 

 

8月22日(火) 来てしまった。プリンタCGの変更が...。
やるしかありませんが、締め切りも日曜一杯まで延ばしてもらいました。これでどうにかなるだろうか?ってとこです。とりあえず変更分を金曜日一杯に納品です。

1カットで、1110フレーム(37秒)の長さのカットがあります。これをフィールドレンダリングするのに、5台のレンダリング専用マシン(500Mhzx2x2,750Mhzx2x3)を使って、33時間かかります。このレンダリングが遅々として進んでいません。2,300フレームレンダリングしてチェックすると、いろいろまずいところが見つかるのです。単純にオブジェクトが消してあったり、グロー効果がかかっていなかったり...。一番厄介なのは、同じ場所にモデルデータが重なっていて、レンダリングすると画像がちらちらしてしまう場合です。どのオブジェクトに問題があるかを捜すのが一苦労します。

後3日しかないから、33時間を引くと、タイムリミットは、木曜日の朝位か?
それ以降の失敗は許されません。

 

10:00
Bプロモーションさん来社

17:00
Detプロダクションさん来社

10:30
Hプロダクションさん来社

 

8月21日(月) プリンタCGのオフライン編集用の納品を、今日しました。明日、クライアントにチェックを受ける予定ですが、大幅な直しがきたらどうしよう?まだ、手付かずのカットも残っているので、今週はそれで手一杯。変更がきたら大変だ。

それをやりつつも、洗濯機CMのCG制作も始まっています。
こっちも、大変で、洗濯機をモデリングしなければならないのに、設計図をもらうことが出来ないでいます。実物も貰っていないのです。それでどうやって作れっていうんでしょう?外観の設計図は出るようなのですが、肝心の洗濯槽部分の設計図を外部に出すことが出来ないのだそうで、きっと企業秘密の部分があるからなのでしょうが、やっかいな問題です。実物は今週中位には貸していただけるそうですが、洗濯槽の中を計って作るのはまた大変な作業です。

 

18:00
Detプロダクションさん来社

 

8月19日(土)

自宅側の川で灯篭流しがあり、その後、余興の花火大会がありました。直線距離で200m位のところで打ち上げが行われるので、小さな打ち上げ花火ですがけっこう迫力。なかなか奇麗でした。

 

8月18日(金) 電車の中で、思わずビックリ!ライブがあるではありませんか!

右下の写真を見てください。”LiVE”と、”iだけ小さなこのロゴは、見覚えが!「うちの会社のロゴと同じじゃないか!」...で、思わずデジカメでパチリ。


北千住のライブハウス「Caramel」の車内ポスター
これに限らず、テレビの生中継では、画面に”LIVE”が出っぱなし。
すごいTVCM。広告料だろう...。

夕方、CMの打ち合わせに行ってきました。
来週25日で、プリンターの仕事が終わるので、ホッと一息つけると思っていたら、とんでもない、めちゃくちゃスケジュールの厳しい仕事が飛び込んできたのです。締め切りは9月5日。仕事の内容自体はとても面白そうなんだけど、なんでこんなに時間がないのだろう?...これって贅沢な悩みなのでしょうか?

物作りって、体の中に溜まったエネルギーを外に出して形にすることだと思います。こんなに続けてきつい仕事をしていると、そのエネルギーが底をついてくるのが解かる。底をついてくると、やってて面白くないし、いいものができなくなってくる。そのエネルギーは、休みをとって、のんびりしたり、遊んだりしないと充電されないんですよ。
 「適正な仕事量」。大事ですね。でも、そんなことも言っていられないのが現実。つらいところです。

 

16:15
ビジョンユニバースさんでHatさんと打ち合わせ

泊まり

 

8月17日(木) 今、いろいろなところで宣伝されているのでご存知かと思いますが、”フレッツ・ISDN”というISDN(*1)の常時接続サービスが提供開始されました。
 ISDNを使って、4500円/月で、インターネットとの常時接続を行うものです。回線スピードはISDNなので、64Kbpsですが、いよいよインターネット常時接続時代が幕を開けるといった感じですね。”フレッツ”のサービス地域はかなり広く、今後も拡張されるようです。今まで、CATVやADSL
(*2)などのサービスが名乗りを上げてはいましたが、サービスされる地域が限定されていたんですよね。

このサービスに先日、個人的に申し込みをしました。
自宅用なんですが、埼玉の春日部でもOK。興味がある方は、フレッツのホームページで、サービス地域を確認してみてください。現段階でもかなり広い地域でサービスを受けられます。しかし、受付から工事、使用開始までは2ヶ月位かかる場合もあるようで、申し込みが殺到しているようですね。(自分の場合は、まだ担当者からの確認の電話もありません。)

そうこうしているうちに、ADSLサービスを行っているイー・アクセスが、そのサービス地域を一気に広げる(11局→151局)という告知を行いました。ADSLの場合は、下り線(ダウンロード)の最大スピードが1.5Mbpsですから、ISDNなんて目じゃなくなります。
 高速回線の常時接続でインターネットの使われ方はまた一段と進化しそうな気配ですね。

(*1) ISDN
これはもうご存知ですよね。1回線で2回線分が使える電話です。そのうちの1回線を使って、NTTが指定した電話番号にかけて常時接続を行います。2回線を同時に使って128bpsとして使うことはできないようです。また、4500円/月と書きましたが、厳密にはこれにISDNの基本使用料2830円とプロバイダー料金(最低料金のASAHIネットで450円)がかかります。

(*2) ADSL
普通の電話回線を使い、普段音声として使われない高い帯域をつかってデータ転送をするサービス。よってISDNに加入する必要はありません。しかも、1.5Mbps(理論値)ものスピードがでます。このスピードが常に保証されるわけではありませんが、すごいスピード。動画もサーバー次第で楽に見る事ができるでしょう。

 

14:00
Detプロダクションさん来社
8月16日(水) 先月から作業していたDNAのCGをやっと今日納品しました。随分いろいろあったけど、やっと終わったと言う感じです。本当はこちらから持って行かなければならないところを、先方から取りにきていただき、感謝しています。ほんと、こんな忙しい時には、涙が出るくらい嬉しいです。
#菅野さんありがとうございました。

さて、このDNAの仕事から本格的に使い始めたMaxScriptですが、社内に広まりつつあります。もう、半数以上のスタッフが自分でScriptを書いて使っています。使い慣れてくると、手放せなくなるようで、単調な繰り返し作業から開放され、本当の物作りに時間をさけるようになったようです。ただ、全部が全部スクリプトで書いた方がいいとも限りません。単純に手作業をしてしまった方が、速い場合もあるわけで、そのあたりの見極めが大切だと思います。MaxR4で、デバッガ-が導入されれば、本当に即座に使えるものになると思います。

昨日からプリンターCGの仕事で、スクリプトコントローラーを使っていますが、なかなか面白いです。モーターの回転値を参照して、ちゃんとギアやインクヘッド、紙などが理屈どおりに動きます。キーアニメーションは、そのモータだけですから、後でアニメーションを変更するのがすごく簡単。Maxの中に仮想のプリンターを作っているようです。...ホンと面白い。


日高、吉田氏
連日の徹夜作業、ご苦労様。

今夜は3人で泊まり。
お盆休みの店も多いので、夕飯のバリエーションが無くて困っています。
1日おきに泊まっているせいもありますけど...。

 

17:00
メビックスさんに最終納品

泊まり

8月15日(火) 今日の昼までにチェック用のCGを作らなければならない締め切りがあり、昨夜からほとんど寝ずに作業。そのおかげで、どうにか間に合いました。この仕事は来週の金曜日が最終締め切り。作業は最終コーナーにさしかかりつつあると言った感じです。

 

12:00
Detプロダクションさん撮影現場ににチェック用VHSを届ける
8月14日(月) 世の中お盆休み。街が閑散としてます。

会社を作る時に、目標がありました。”高品質なCGを作ること”。 でももっと単純で明快な目標、”安定した会社にすること” が、ありました。
始めた頃は、仕事の無い月もありましたから、とにかく安定した仕事の受注が最優先でした。社員に対して給料日の支払いが遅れたこともあったし、運転資金が無くなり、四苦八苦したこともありました。

会社始めて、たった3年で、何をつけあがったことを...と思われるかもしれませんが、ライブは、確実に1つ階段を上ったのだと思います。CGの技術的な面でもそうだし、人材の層や、その”安定した...”ということに関しても、達成したのだと思います。

学生の頃は、毎年進級があり、小学生、中学生と明確なステップを他人が作ってくれていましたが、社会にでると、その区切りは自分で作らなければなりません。最近、自分の中でもやもやしたものがあり、それは紛れもなく、この”達成した”ことなんです。ライブはここで、区切りをつけ、次のステップを目指さなくてはならないのです。

しかし...それが、見えない。

CGの制作手段をよりよくしたり、そのための方法を考えることがわからないのではありません。ビジネスモデルとしてのライブをどうしていくかが見えないのです。

 

泊まり