2001/04 Technical Note DataBase
 
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2001/4/19 ネットワークユーティリティコマンド
2001/4/19 Windows2000、DynamicDNS
2001/4/5 螺旋からスプライン編集で起こるバグ?



 
     
  ネットワークユーティリティコマンド
 
 

name:上坂浩光
e-mail:kohsaka@live-net.co.jp
date:2001/4/19

 
     
 
 

os(version):Windows2000

 
     
  ネットワークで接続できない、通信が遅いなどの障害があった場合、その原因を調べるのに便利なユーティリティコマンドを紹介します。
トラブル解決の為だけでなく、TCP/IPのネットワークの動きを直に感じ取れて面白いです。
(以下に挙げるコマンドは、全てコマンドプロンプトから打ち込んで使用するものです。
コマンドプロンプトは、アクセサリーメニューの中にあります。)


1) ping
目的:
目的のコンピューターまで、ネットワークが繋がっているかどうかを判断できる。


ping [ホスト名または、IPアドレス]


ネットワーク上の特定のコンピューターにエコー要求パケットを送り、エコーが返ってくるまでの時間を表示する。1秒待っても返答がない場合は、「Request time out」を表示する。
この動作を4回行い、最後にその最小、最大、平均時間を表示する。


ローカルネットワークでつながっているコンピューターの場合は、ほとんど0msとなるが、
ping www.live-net.co.jp などとやると、200msなどの時間が表示される。

2) ipconfig
目的:
自分のコンピューターのネットワーク設定を確認できる。
Windowsだと、ダイアログのタブを切り替えたりして面倒。
このコマンドで、全ての情報を一覧できる。


ipconfig
ipconfig /all *全ての設定を見ることができる。


3) tracert
目的:
特定のコンピューターとの間にどのようなルータが存在するか?を表示することによって
どのルータで問題が起きているかを特定する。


tracert [ホスト名または、IPアドレス]


指定したコンピューターまでのルータを自分に近い順に表示する。

4) netstat
目的:
パケットの統計情報を出力し、イーサネットカード、ケーブルなどに問題がないかを調べる。


netstat -e *エラーパケット情報を表示する。
netstat -e [秒数] *[秒数]で指定した間隔で、繰り返し表示を行う。


Discardsで表示される数字は、処理できずに破棄されたパケット数。
Errorsで表示される数字は、壊れていたパケット数を示す。
これらに0以外が表示された場合は、ハブ、ケーブル、イーサネットカードなどに問題がある。

5) nslookup
目的:DNSがきちんと動作しているかを調べる


nslookup [ホスト名] *ホスト名をIPアドレスに変換。
nslookup [IPアドレス] *逆引きを行い、IPアドレスをホスト名に変換する。


もし、正常に表示されなければ、参照するDNSのIPアドレスが間違って設定されているか
指定されたDNSが動作していない可能性がある。

 
     
   
     

 
     
  Windows2000、DynamicDNS
 
 

name:上坂浩光
e-mail:kohsaka@live-net.co.jp
date:2001/4/19

 
     
 
 

os(version):Windows2000

 
     
  Windows2000Professional(クライアント)では、DinamicDNS(以後DDNS)への 登録機能が追加されています。これは、動的にDNSのリストを変更できるDDNSと呼ばれるDNSサーバーへ変化した自分のIPアドレスを通知するものです。
 
例えば、ダイアルアップ接続などで、IPアドレスが固定していない場合、自分のコンピューターをWebサーバーとして公開することはできませんが、DDNS登録機能を使えば、それも可能になります。
 
Windows2000Professionalをインストールすると、デフォルトでこの機能がONになっています。これがONになっていると、ネットワーク上に定期的に自分のIPアドレス情報を出力するため、場合によっては、ネットワークが遅くなる現象が起きるようです。また、通常のDNSサーバーに対して、障害を起こす可能性もあるようです。
 
よって、ローカルエリア接続のプロパティを開き、TCP/IP詳細設定ダイアログ、「この接続アドレスをDNSに登録する」チェックボックスのチェックを外しておいた方が安全です。
 
     
   
     

 
     
  螺旋からスプライン編集で起こるバグ?
 
 

name:吉田 博隆
e-mail:yoshida@live-net.co.jp
date:2001.4.05

 
     
 
 

application:3D Studio MAX

 
     
  症状... 螺旋パスを作ってスプライン編集するとハンドルが利かなくなる。
対応策... 変化のない頂点の両脇にポイントを作成するととりあえず動くようになる。
 
     
  <追記010425>
*螺旋からスプライン編集で起こるバグ?***の解決方法がメールで送られてきました。

>それはBUGではありません。HelixはDEFAULTでLINEARのSEGMENTなので
>SEGMENTをぜんぶせんたくして、みぎCLICKでLINEから>>CURVEにCONVERTすれば
>VERTEXをかんたんにEditことができます。。。

言うことだそうです。
 
     
   
     

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