さて、ワークステーション時代の到来が、そのきざしを見せてはいましたが、LSI11を生かす形での発展を考えるとその世界にいくわけには行きませんでした。
その結果、菁映社は当時4000万円もしたエバンスのPS300を購入することになります。今思えば大きな岐路だったかもしれません。
で、結局「サイラック3」用に作成した「PADシステム」をPS300向けに、また作り変える必要がでてきました。これも結構大変な作業でしたが、PSはきちんと動作してくれましたので大きな問題もなく開発を終えることができました。やはりこの辺の信頼性が違うんですね。また、アーキテクチャーの考え方が大変ユニークで、発想が違います。以下、簡単にPSの特徴を述べてみます。
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